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2022年6月19日 (日)

食べログ問題とネットワーク社会の正規化

今日なお、インターネットユーザーの多くが、「ネットワークのノードはそれぞれ平等互角に一者である」ことの認識と自覚を欠いている。

一者であることの認識と自覚があれば、たとえば、食べログというサイトを権威視する必要はなく、実際、権威でもなんでもなくて、ただ、「食べログという名前のサイトがたまたまABCというレストランをネガティブに評価している」という、無味無臭な事実が残るだけだ。ABCレストランの評価については、ネットワークユーザーは、もっとほかの評価サイトや個人グルメサイト等を見て総合的に評価すればよい。

特定の一者サイトが、どんなアルゴリズムを使っていようが、そこにどんなユーザーの評価が集まっていようが、最近、評価点を得るためのアルゴリズムをどう変えていようが、すべてはその一者の自由であり、自由な一者に対して裁判で弁償金を請求するなど、典型的にネット音痴の、とんでもない話だ。いやしくもネットワークユーザーは、たった一者のサイトの評価など、『参考にする』程度にとどめるべきであり、それに自己の行動を完全に左右されるべきではない。

「食べログはこう言ってたけど、XサイトやYサイトの評価は良かったぜ、ABCレストランの評価については、Pさんもおもしろい話をしていたな」、ネットワークのこんな相対的な利用の仕方をしっかりしなけりゃ、いつまで経ってもきみたちはネット幼稚園だ。たったの一者に、それだけに、行動を決められるなんて。

特定の一者を、権威者扱いしてはならない。ネット上に権威者はなく、むしろ、すべてが相対者である。権威者扱いするから、損害賠償とかおかしな話になってくる。何をどうしようが、堂々たる相対者としての一者であり続ければ、それでよろしいのじゃ。

市役所の回覧板サイトのようなものは、複数あって内容がバラバラでは困るが、レストランの評価なんてむしろ、多様でないと困る。ユーザーはそれらを見て、自分の好みに合った店を選べる。

食べログの場合は、自己を相対化できず、むしろ権威者のような、間違った位置づけをユーザーともども選んでしまったのが、錯誤の第一歩だった。この不健康な錯誤は早急に修正する必要があり、そのためには食べログ(やその他のレストラン評価サイト)は、各店の評価点の近辺に主な他サイトの評価への小さなリンク集を置くことを、義務化するとよい。そうすれば一箇所から、複数サイトの多様な評価を知ることができて、ユーザビリティーも大きくアップする。

 

 

 

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