今月の巨大ネガティブ: 世はなべて事もなし
要するに公務員、とくに地方公務員という安定身分を志向する人間の哲学は「 世はなべて事もなし」である。
世の中に重要なことは何もない。と毎日々々思いたい。と思っている。
給与の貨幣価値は、難しい努力課題が何もないときが最大である。価値最大を毎日維持したい。
虐待の訴えがあっても、「対策を要することは何もない」と思い込みたい、という気持ちが最優先する。
「そりゃーたいしたことではないよ」という思い込みがつねに最優先される。最悪を想定することは絶対にない。そんなの、めんどーだもん。
熱海市の、大量排土長年放置(土留工事ゼロ)も、その根性の産物である。一人ぐらいが、早い時期に真剣な対策を訴えても、無視される。
対策は、公務員の仕事の仕方に関する再教育である。「勝手に最善最良を予想しない&早期対処」を鉄則とする。もっとも行政コストが安いのは、早期対策したときである。失われた子どもの命のコストを無限大とすれば。今の地方公務員は、子の命なんて、無限大どころかゼロと見なしているかもしれない。
×世はなべて事もなし。
○世はなべて事だらけ。
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