今月のポジティブ(2021/05r1): 朝日新聞!!
新聞は読むものでなく、動物の世話のための資材の一種なのでめったに読まないけど、だいたい、昼にお弁当を食べるときにはテーブルシートになり、朝刊1面の下半分、下部に本の広告の多い部分が上になる。そこに朝日新聞では「天声人語」というコラムが毎日あり、なんかかったるいことが毎日書いてある。ところが本日5月11日のコラムの冒頭には、
立川相互病院の2、3階の窓には真新しいメッセージが貼られている。「医療は限界 五輪やめて!」「もうカンベン オリンピックむり!」
とある。これをポジティブとして今回取り上げたのは、メディアの本来的な姿、すなわち人びとの声の乗り物という正しい使われ方の例が珍しく存在するからだ。しかもこれは、体制側が無視抹消したがるような、現場の苦しい声だ。オリンピック決行で第二第三のgo toが発明されないためにも、現場の声を大きく取り上げることは重要だ。
余談だが、テレビ東京のパクリのような他局の番組を見て思うのは、なぜそれらが人気番組になったか、その理由を彼らが全然理解していないこと。毎日毎日同じタレントの芸としての顔や姿を見せられるよりも、リアルな人間のリアルな生き方の映像が何百万倍もおもしろいからだ。メディアは。タレント族のためのショーウィンドウではない!! メディアは、人びとのより良き生き方のために使われる公共施設、という認識が普及してほしい。
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