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2020年10月19日 (月)

他者不在、テロリスト編

アルチュール・ランボーちゅう人は、そのごく若かりしころの、ごく少数の、強い光を発するかのような硬質な詩作品が、その質の中に、すぐ後に詩とか文学とかすっかり忘れて完全無関心になってしまうことまで、まさに含まれていたような作品である。文学ちゅうもんを大事にし、ありがたがる、西欧文明を、足蹴にしとるわけやから。

足(脚)の静脈瘤という、今なら治せると思う病気で早逝するまで、フランスの無名の小さな貿易商社のバイヤーをやっていたと思うのやけど、今のエチオピアあたりを中心に、アラブ世界を歩き回り、まだグローバルな貨幣制度はないから、木綿布かなんかを代価にして、主に珈琲豆をアラブの人たちから買っていく。

そのとき、彼がいちばん大事にしたことは、着るものを初めとして、風体全体、まるっきり自分もアラブ人のようになってアラブの集落を経巡っていくことだ。それが、円滑な商談のベースだ。アラブ人の方が、ヨーロッパ人より人間としてましや、と言うておる。

ほんで、今のヨーロッパ人は、いつまでもいつまでも、いちばん浅いレベルから成長進化せずにおる。「テロは悪い、テロリストは極悪人である、根絶やしにせんとあかん」、というレベル。その根性が、根絶やしを不可能にしている。

あんなひどいもんが発生し持続している原因を、全然、考えてみようともしない。その主犯、発生原因は、もしかして、あんたらの過去の行為かもしれないではないか。

もう一段も二段も、あんたたちがもっと偉大にならないと、話は解決に向けて進まない。

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T・E・ロレンスの「知恵の七柱」なども読むべきと思うけど、今の私の日常では無理か…。「砂漠の反乱」のAmazonレビューに、ロレンスからの引用と思われる部分があるので、ちょっとした匂いとして挙げておこう: 「あからさまに矛盾するものを混在させることによって、すべてを打ち消し合わせ互いに他を無意味にし、それによって自らが主導権を握るという、アングロ・サクソンに特有の行動様式」

 

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コメント

他者に学ぶことは、他者を真似ることでもある(?)

「じぶんとはじぶんではないものがはいるいれもの」ポップ宣言

投稿: 南 | 2020年10月21日 (水) 06時52分

よー知らんけど、アングロサクソンというより、男一般の行動様式のように思う
が。

投稿: bad | 2020年10月21日 (水) 13時53分

グローバリズムに対するSDGsも、まさにそれな気がする。要するに戦い、主導権争いなんだろう。
経済成長ったかて、成長て言葉はもう要らん気がする。経済安定だろう。成長する余地はもう無いと思う。あったとしても、どこまで強突張りやねん。余地無くなるまでやったらホンマ死ぬで。

投稿: 新保誠次 | 2020年10月24日 (土) 03時10分

トランプはWASPが主導権を握り続けることが、再びアメリカを偉大にすると思ってるように感じますが、それは無理でしょう。既に半数以上が有色人種でしょ?アメリカは。ヨーロッパ白人も似たようなもんですよねー。人んちの庭にズカズカ入り込んで勝手に分断しちゃうんだから、野蛮人だよ。

投稿: musataro | 2020年11月 8日 (日) 22時55分

長い間ブログ更新なしですが、何かありましたか?僕がアホなコメントしたせいかな。

投稿: bad | 2020年11月14日 (土) 13時58分

@bad
何か書くきっかけを与えてくださり、感謝します。最近は、「今月のポジティブ」と言えるネタがありません、まったく。ハリス副大統領が何かやらかしたら、あるかもしれませんが。それにしても、説明責任を回避する総理大臣を罷免できない国って、おそろしいぐらいひどいね。

投稿: iwatani | 2020年11月14日 (土) 19時25分

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