空洞としての芯
Go Toキャンペーンが危険で矛盾を孕んだ愚策であることは、前に書いた記事 の引用にも詳述されているが、ついに私の住むイナカも、近隣の町の観光旅館がクラスターになってしまった。Go Toに乗っかって営業した旅館だ。
そこで、超長期政権の安倍川餅とは何か、と考えてみると、それは派手で賑やかで暴力沙汰も多いポジの衆愚ファシズムではなくて、ネガ(負)の衆愚ファシズムであることに気づく。その政権の中心は、堅固な何かではなく、単なる空洞である。まわりがよってたかって、Go Toでも何でも実現させられる。そして犠牲者を増やしていく。彼らのうまい汁と引き換えに。とても便利な空洞だから、超長期的にそのままにしておきたい。それが、超長寿の秘密。
ファシズムの形態として歴史的にも珍しいのではないか。いかにも、日本の、ローカル権力の構造的でもある。
この危険を、遅きに失しないうちに野党勢力等は克服できるのだろうか。
ひどい失政ばかりが続いてきたこの政権、野党の批判も弱すぎたのではないか。
子どもの飢えも、Go Toクラスターも、超劣悪な失政ではないか。それをみんな、知らん顔をして。
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