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2020年5月11日 (月)

軍事政権時代と酷似

日本は感染者数が欧米諸国等に比べて1〜2桁少ないから、防疫的に優秀、なんて言えへんやん。母数(分母)になる検査数が少ないだけや。検査数が少なきゃ、感染者実数が少なくなるのは当然。これを是としている政治家は、実質軍事政権時代の日本の政治家(アホをゴリ押しする権威主義)とそっくりや。

実際の感染者数は、政府(厚労省)発表数の「実は10倍か、15倍か、20倍かというのは、今の段階では誰も分からない」、と尾身さんという人も言っている。日本と東京は、欧米諸国と諸都市以上に、実はおそろしいところかもしれない。うかつに、町へ出れない。

WHOが適任かどうか知りませんが、そもそもデータは、その得方が、標準性(スタンダード)に基づいてないと、評価も比較もできまへん!。すべての国が、一定のスタンダードに基づいたデータを発表すべきであります。日本が防疫的に優秀などと、とんでもない錯誤を抱える前に。

あれから3世代目にはなろうかというのに、ニッポンのおっさん族の醜悪なアホは変わらんわ。またまた、多くの庶民の無駄死にか。うー、わしは多くの犬猫を置いて死にたくない!! 唯一の希望は、諸外国が、日本の“感染者数”のインチキをがんがん責めること。外圧で、まともな防疫体制に徐々に近づいていくことしかないかな※。

※: “外圧”の一例(?)として韓国のニュースサイトwowkoreaにこんな記事が: 「日経新聞によると、感染症研究所のシステムに入力された資料をみると、東京23区にだけ2月中旬以降、肺炎などによる死者が例年よりも200人以上多かったと説明した。この数値は、同期間に東京都全体で報告された新型コロナによる死者16人の10倍をはるかに超えるものである。」(2020/5月25日)

※2: 「4月初めに発熱で寝込んだ三段目力士の勝武士さんは、新型コロナウイルスのPCR検査をなかなか受けることができなかった。師匠は保健所に電話をかけ続けたものの、ずっと話し中でつながらなかった。----ようやく入院できたのは血痰混じりの咳が出るようになっていた4月8日だった。そして5月13日、勝武士さんは28歳の若さで亡くなった。 」(ロイター5月29日)

※3: 「(北九州市の)北橋市長は「医師が診断を踏まえて『感染の疑いがあるので、ぜひ検査をしてくれ』と言っているのに、保健所に拒否されたという声をたくさん聞いた。市長としては看過できない重要な問題だと思った」として、5月のゴールデンウイーク後に、独自のPCR検査センターを稼動させた。」(文春オンラアイン6月1日)

※4: 「なにしろ政府が行動しない。2月以来問題になっていたPCR検査の実施件数が。諸外国と比較して驚くほど低い水準にとどまり続けていることが、これを端的に物語っている。政府には何とかしようという気が起こらないらしい。それはロックダウンへの態度からも窺われた」。(行動力も理解力もない政府/豊永郁子/朝日新聞5月21日[オピニオン])

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無能なおっさんたちの複数世紀を貫く共通点は、人間への関心がないこと、人間へのシンパシーを欠いていることだ。目の前の公的なもしくは私的なものにしか関心がない。勉強==受験勉強という、間違った勉強観の強迫も、多くの無脳無心人間を育てるだろう。

※5: 島田眞路山梨大学長

「感染者数について言えば、PCR件数をOECD諸国の中でも最低水準にとどめることで、数字に表れる感染者数を低く抑え込んでいるだけで、相当数の陽性患者が見過ごされてきた。死者数も、検査自体が少ないだけに、実数を網羅できていないと見るのが常識だ。国立感染研公表のインフルエンザ・肺炎死亡報告の超過死亡数を見ても、東京の2、3月は明らかに例年より死者数が多い。警察庁も、不審死のうちコロナ陽性反応が出たケースが5月21日までに9都府県で26人いたと22日の衆院厚生労働委員会で明らかにした。表面化したのは氷山の一角だと考えるべきだ」。…島田氏は、医療キャパシティの懸念で検査数を抑えるという厚労省〜保健所の考え方を、間違いだと言う。「軽症者は入院ではなく、ホテル、宿泊施設に入ってもらうという柔軟対応が取れたはず」、これは韓国が採った多段的収容だ。自宅待機を強いれば、あちこちの”自宅”がミニクラスターになってしまうことは、しろうとにも分かる。

※6: フランスやイタリアなどEU諸国で何百台も使われている、日本製の大量自動PCR検査機を、これまで日本の厚労省が不認可にしてきたのも、検査が少ない方が善とする、間違った哲学の影響かもしれない。

 

※7: 東京大先端科学技術研究センター名誉教授児玉龍彦さん「東アジアの中でコロナ対策に失敗したのは日本でした。大量の検査をしないというのは世界に類を見ない暴挙です。感染症を専門としている人間にとって、この発想はあり得ない。感染症対策のイロハのイは、誰が感染しているかをきちんとつかむことです。」(毎日新聞2020/06/30夕刊)

※8: コロナ対策に成功した台湾、日本と明暗を分けた理由は? 、 野嶋剛:ジャーナリスト、大東文化大学特任教授(2020/07/04)

※9: 2020/08/05 週間ゲンダイ→Yahooニュース: 東京都内も軽症者向け宿泊療養施設の不足が問題になっているが、「Go To トラベル」の盲点が追い打ちだ。観光客や出張族の宿泊が増えれば、思うように施設が確保できず、「隔離難民」がますます増えるのは、目に見えている。

「Go To」の前倒し実施により、人の移動が増え、沖縄でも感染者が増えている側面もあるのに、菅長官は県を悪者にするばかり。「Go To」を見直す気はさらさらない。人の移動のほかにも、政府が考えもしなかったであろう「Go To」の弊害はまだある。宿泊施設が観光客に取られ、軽症者用に回らなくなる可能性が高いことだ。確保難航の浜松市 ホテルは旅行・出張客を優先 感染者は増える一方、「Go To」の前倒しで人も増え…(沖縄県那覇市の繁華街「国際通り」=2018年撮影)/(C)共同通信社 人口80万人の静岡県浜松市は3日までに141人もの感染者を出している。ところが、市内で軽症者用の宿泊施設が確保できず、やむなく静岡市のホテルに搬送している状況だ。 静岡県のコロナ対策チームの担当者が言う。 「観光もビジネス需要も多い浜松市は、ホテルや旅館が少ないわけではありません。県のホテル旅館組合にも手伝ってもらい、コロナ用に宿泊施設の提供をお願いしたのですが、なかなか協力してもらえませんでした。ようやく、1施設と契約できる見通しが立ったところです。ホテル側としては、コロナ患者を受け入れれば、観光や出張のお客さんを移動させなければなりませんからね」 浜松市のホテルが部屋の提供に二の足を踏むのも当然だ。緊急事態宣言下に閑古鳥が鳴いていた頃ならともかく、「Go To」の後押しで観光・出張客が戻りつつある今、感染者用に部屋は割きたくないはず。浜松市だけでなく、全国どこで同じことが起きても、おかしくない。 「感染者が拡大する中で、軽症者用の宿泊施設は極めて重要です。軽症者をホテルで療養させることで、入院病床の逼迫を緩和でき、病院は重症者を重点的に治療できます。また、自宅からの隔離は家庭内感染の防止にもつながります。ホテルには医療従事者もいるので急変する患者にも対応できます。『Go To』は、軽症者用施設の確保の足かせになるという点から見ても、いったん中止した方がいい」(医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏)

 

※10: 8月12日ごろの昼の民放のニュース: 本人は熱が39度以上あり、明らかに有症者だが、保健所が自宅待機に固執するので、家族と’ディスタンス’するために本人は車中生活をしている例。ひどいね。

※11: 2020/08/27-28民放ニュース、「東京都は自宅待機感染者が465名、今後は家庭からの感染拡大が憂慮される」。病床数云々の言い訳は無効だ、と自覚すべき。どうであろうが、感染拡大防止のためには、十分なケア付きの病院や準ずる施設を整備するのが、喫緊の行政課題でしょう。

 

 

 



 

 

東京大先端科学技術研究センターの名誉教授v
東京大先端科学技術研究センターの名誉教授

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント

ほんとうの意味では「戦争」は終わっていないのですね。
かたちが変わっただけで精神のなかでは続いているのですね。

恐ろしいことです。

投稿: 南 | 2020年5月12日 (火) 06時17分

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