犬猫失敗談第xx回: 暖房
動物病院の1万円よりも暖房費の1万円の方が楽、という哲学により、ここ数年は猫の風邪とその治療、というすごい面倒から解放されている。
しかし複数のエアコンを毎日終日回しっぱなしにできるほどのお金持ちではないので、電気アンカを併用している。数えてみたら、今14個使っている。
ちなみにアンカは、古セーターなどの断熱材を使って、「温かく」ではなく「ぬるく」セットする。
夕方それらの電源を入れ、お天気の良い日は昼頃までにアンカはoffにする。
電源投入やoffは、タップやコンセントにスイッチがない場合は、コンセントへのコードの抜き差しに頼る。
昨日早朝、昨日の前日の夕方壁際のソケットに差し込んだはずのプラグが、差し込んでないことに気づいた。ふつうは、プラグの足が2本あり、ソケットの穴も2つある。その2つと2つを接触するのは子どもでもできるだろう。でもその朝は、ひとつのソケットの穴とひとつのプラグの足の対応関係がずれていて、片方の足はソケットの穴から横へ外れている。
幸い、そこは酷く冷える場所ではなかったから猫は平気だったが、犬の立ちションベンを防ぐためにソケットに貼ったポリ袋が視界の邪魔をしたらしい。
「私」という人間は、この「私」にとっても他者である。いったい、こいつは、何をするか分らへん。せっかくの猫用暖房を無効にするなんて!!
というわけでこの「私」は、このわけわからん、往々にしてドジな他者である「私」と終生付き合うのだ。知らんわ。勝手にして。いや、ドジはなるべくやめてーな。お願い。
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