災害と他者不在
うちは世話すべき犬猫がたくさんいて、身軽な避難などできないから、毎度々々台風の被害が軽微ですむことを祈るんだけど、でもそれがもし、「台風のルートが逸れますように」だと、かなりまずい。そのことは、以前、節分の「鬼は外福は内」のところでも言った。不幸は、他人のところへ行くぶんはよい、となる。
犬猫や家畜等だけでなく、病人や高齢者がいて身動きできないところもたくさんある。
具体的に書くとたくさんありすぎるが、行政も民間レベルも防災の細部のレベルアップの課題は多い。
だいたい5〜6年前から、地球温暖化のギアが一段上に上がったと思うが、台風が日本までの旅路でほどほどの勢力まで弱まるのでなく、南の海における強さのままやってくる。つまり日本近海の海が十分に暖かい。マンモス台風やモンスター台風が、異状ではなくレギュラーになる。それを阻止する要因は、私には思い当たらない。
ということは、あらゆる面で生活のインフラの基調を変えなければならない。長い年月はかかるが、研究開発のスタートを含めて、迅速にやってほしい。
立法にも行政にも、そろそろグレートな人材による世代交替が起こってほしいわ。ほんまに。
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コメント
二十世紀型の操作して押さえ込むという防災対策はもう無効。
融通無碍・変幻自在といったあたりが有効なのでは?
投稿: 南 | 2019年10月15日 (火) 11時02分
我が国は国土が狭く、山も多いから仕方ないのかもしれませんが、人があまりにも都心部に集中し過ぎてしまうことや、タワマン(タワーマンション)とか高い建物をボンボン建てる事は終わりにした方がいいように思いますね。電柱なんかも、無くしていくようなインフラ整備をしていかないといけない。
投稿: musataro | 2019年10月21日 (月) 06時04分
災害と他者不在(=対岸の火事視)
外の不経済は、内の経済と密接である。
他人事(ごと)ではない、自分事(ごと)。
投稿: n,s | 2019年10月23日 (水) 01時06分