災害地になってみて、あらためての感想
気候変動による日本などの災害の増と、経済変動による同じく日本などにおける経済格差の増は、「新しい現象なので抜本的かつ広範な対策がまだない」という点で共通している。
メジャーな、あるいはメジャーになりそうな政治家たちに、今の所、この問題に気づいているような人も見当たらない。でもせめて次世代には、政治家の意識も必ず変わらないと困る。
私が今住むC県は、今もまだ災害による異変の渦中なので、ごたごた書くことは措きたいが、象徴的で比喩的な話をひとつ: 屋根の瓦って、あんなに簡単に一気に大量に飛んでしまうものなのか?!
建築基準法というと、しろうとは今だに、「昭和30年代の法律」というイメージを持ってしまうが、災害の増加と激甚化という今の現象に対しては、たとえば「屋根の素材/構造/強度の基準」も新しくなるべきだ。自然への態度、姿勢を変えることも含めて。
日本も世界も、新しい課題がたくさんある、という時代に入りつつある。困難なやるべきことがたくさんあるのは、たいへんであると同時に、次世代の大きな生きがいになると思う。
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うちはラッキーにも、瓦が飛び去るような大異変はなかった。でもこれぐらいのタイフーンがC県の隣のT都を襲うことも十分ありえる。
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