新しい日本人男性
否定的批判的なことはさんざん書いてきたので、もう、肯定的なことしか書かないぞ、と決めると、このコミュニケーション不能蔓延の世の中では何も書けない日々ばかり延々と続く。
そしてやっと目にとまったのが、岩手県大船渡高校の野球部監督、国保氏だ。エースの健康を優先してエースなしで県大会決勝に臨み、敗退した。
昔の、一億総玉砕主義、まったく無意味な精神主義、すでに負けが120%確実である戦争で、沖縄、広島、長崎（などなど）と大量の一般市民を平然と殺したくそオトコたちとは雲泥以上の大差だ。
国保氏で、新しいタイプの、人間尊重主義の、日本人男性がやっと現れたことに、すこしほっとした。
いやいや、まだまだ、人間非尊重の労災死や、子どもがまともな食事すらできない超低賃金など、ひでえオトコたちの専横は続いている。それでは今後のニッポンがますますだめになることに、えーかげん気づけよ。
そもそも高校野球というやつも、旧オトコ的無理や無茶が大手を振ってのさばっている。ださい。かっこ悪い。そして苛酷。「スポーツ」の語義が「あそび」であることを、しっかり思い出してほしい。
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コメント
高校野球は暑さがピークの八月お盆をはさむ時期にやらなければ絶対にいけない。
八月十五日の黙とうを絶対にしなければならない。
それは宗教だから。
選手の健康や生命は二の次三の次で当然である。
投稿: 南 | 2019年7月29日 (月) 07時52分
「コミュニケーション」って言葉を、カタカナで無い日本語で表すと、「気を使う」ということだと思う。
相手がしてくれなくても、つい仕方なくやってしまうような、布団のシーツの綿ぼこりを取って洗濯を二度するような気遣いとか。
譲り合わない相手に譲ってやるとか。
投稿: nakah | 2019年7月30日 (火) 08時56分
コミュニケーションって、自己犠牲とは違うんだけど、なんかこう世の中とか自分とか人とかに対する諦めからくる、優しさみなたいなものかもしれない。
宗教みたいだけど、自分ってのは「あずかりもの」なんだと思う。どんな自分でも、どんな世の中でも、どんな人でも、あずかりもの同志なら、仕方なくつきあってくしかない。
だから論理的にではなくて、逆説的に現れてくるのかも。逆説的なんてことも、現れるなんてことも、邪魔に感じるくらいの愛おしさかな。
投稿: nakah | 2019年7月30日 (火) 09時07分
もう一つ気にくわないのが、高校野球、というかサッカーなんかもそうですが、地元ではなくて地方から金に物を言わせて才能ある若者を独占的に集めて、「名門」「強豪」といわれる高校ばかりが活躍する傾向です。つまんない。ゲームだから勝負に拘るのは当たり前だけど、チームメイトのことをそれこそ「気づかい」ながら弱点をカバーし合って勝利を目指すから面白いのに。勝利至上主義でマシーンみたいな若者ばかり作ってどうすんのよって話です。
投稿: musataro | 2019年8月 1日 (木) 06時33分
孤立無援で暇つぶし的に、見とるが高校野球ておっさんくさいなあ。
投稿: bad | 2019年8月12日 (月) 09時20分
badさんとn,sさんとこの代表、すごいねー
投稿: takashi | 2019年8月21日 (水) 23時21分
まさか決勝まで行くとは思いもしませんでしたね。もしかして優勝したりして。
投稿: bad | 2019年8月22日 (木) 00時14分
だからエース・ピッチャーを過負荷にした方の負けに決まっとるが。今からでは遅いが、このブログ読めや。
投稿: iwatani | 2019年8月22日 (木) 18時05分
そうか。iwataniさん嘘つかない。
投稿: bad | 2019年8月22日 (木) 23時25分
前々から思ってたけど、今のバレーボールワールドカップ。なんでテレビ中継とかニホンが勝つことに拘るのかわからない。おれなんか「どっちでもいいやんけ」と思う。ただただ面白いプレーが見れればイイわけで、どっちが勝とうが気にしない。日本が半分より上にいてくれればそれで良い。復活も栄光も気にしない。スポーツとは遊びの意らしいし。
なんで試合や選手そのものを純粋に楽しむムードにならないのか、不思議でしょうがない。こんなもん視聴率下がるに決まっとるやろ。 余計な重たいもん付けんな、バカタレ！
投稿: n,s | 2019年9月17日 (火) 06時00分
ラグビーでワーッと盛り上がってて、馬鹿みたい。
投稿: bad | 2019年10月 5日 (土) 21時42分