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2019年4月15日 (月)

世界危機としてのアメリカ

象徴的な意味であえて総称的に「ハリウッド映画」を言うんだけど、だいたい、そもそも、それは、主人公(たち)にとって異様に都合が良すぎない?

言い換えるとそれは、本物の(他者性の、関係性の)苦労がなさすぎるんじゃない?

Make America great againも、言った方でも歓呼した方でも、ハリウッド映画レベルの言葉とちゃう?

失業した鉱夫のために石炭増産したって、ふなもん、成長と継続はありえないし。

そもそも、巨大なstolen landとstolen laborの上に築かれていたgreatnessが、再来するわけもないし。

産業と労働力の質的構造的移行努力もせず、鉱夫に一時的な飴しゃぶらせても良い結果はない。

たくさん書けばきりがないし、それもかったるいから、ここはひとつだけ:

中国の大手通信機器企業を物理的根拠もなく単純粗暴に「閉め出す」ってのはだめだよ。フェアじゃない。特定企業ではなく普遍的一般的に、セキュリティ基準とそのテスト方法とそのためのチームを作り、それに合格しなかったらその製品〜製品系列にかぎり閉め出すのが正解。それが本当の、大人の、greatness。特定企業(をハリウッド映画の悪役に仕立て)に異様にこだわっていると、かえって、穴がたくさんできる。

類似の、いろんなことで作られる大きな穴が、世界危機の培養基になる。必ず。

ハリウッド映画のヒーローは、それを現実像として追うと、自らとまわりに危機をもこもこと育ててしまうだろう。それを監視し対策する必要がある。

 

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コメント

敵を設定してそれを倒す。
それしかした事がない。

ほんとうに敵なのか考えたことがない。

自分自身が敵であると考えたことがない。

弁証法を信奉している国、アメリカ。

投稿: 南 | 2019年4月16日 (火) 13時19分

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