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2018年10月20日 (土)

世界司法はない。何度繰り返してもないものはない。

国家の最上位権力に位置する者が、犯罪者でない人間を法の認可なく拘束して、拷問の挙句、生きたまま斬殺することが放置放任されるのは、「国」と違って「世界」には司法とその法執行力が皆無だからだ。国は人を制御しうるが、世界は国を制御できない。やりたい放題である。

それは、前にも書いたとおり。

しかも例によって彼らの脳は完全な他者不在だ。面倒な他者は殺せばよい。

世界には司法がない。だからいわゆる拉致問題にも解法がない。

まだ人類社会は、原始の粗放状態である。と見なすしかない。

世界司法ということを、問題視している人たちは、すでにかなりいると思うのだが。

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コメント

国際法が世界秩序になることはないだろうし(法廷もないし、曖昧)、なんとか野獣達が暴走しないようにバランスを保つための一要素に過ぎないような感じがします。国連も結局前の大戦での連合国がつくったものにすぎないし。結局世界司法、世界政府といっても単一の原理の中にはめ込もうとするのは無理だと思います。うまく表現できないのですが、前の記事にもあったように他者に対して、距離を持って、そして「礼節」をつくして接する。まずそこから始めないといけない気がします。

投稿: musataro | 2018年10月20日 (土) 22時54分

グローバル社会とは、やったもの勝ちと言うことか?

理性とやらはどこへ行った?

投稿: 南 | 2018年10月22日 (月) 06時57分

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