不登校、学校教育と世界の現実とのズレのひどさ
bad氏:
> 日本社会の変わんなさて、半端ないわ。
初期の■患者のように、外側だけ見ると変化がないように見える。しかし内部では魂の枯死と腐食が進行している。
要は、要積極対応世界の広さとその要素の多様性が、桁違いに大きくなっていることに対し、今、多くの日本人は“自己鎖国”という対応を選んでいる。
つまり、いちばん楽な対応。「勉強しない」、勉強しないから理解もシンパシーも持たない(シンパシー≠同情)。もっと楽な、「勉強せずに否定する」も多くがある。ないもの、無価値なものにしちまえば、ないものには関心も勉強義務も発生しない。
日本には大馬鹿帝国トランプニアもないし、BrexitもAfDもFNもないから、一見まともに見えるかもしれないが、自己鎖国は実質的にそれと同じことで、彼らがけったいな人たちを政治家に選出している。
自己鎖国は、大きな市場、大きなビジネス機会にもなっている。例:最近のベストセラー書籍の顔ぶれを見よ。
でももちろん、桁違いに大きな市場機会は、広い世界とそれを構成する(鎖国者にとっては許しがたい)多様性だ。鎖国はいずれ敗(やぶ)れるに決まっているが、それまでの過程で要らざる摩擦をたくさん生む。政治家が馬鹿な国ほど、摩擦も激しい。
今の日本の学校教育が旧日本軍的でだめ(非人間的で無能)なら、自己のための自己流グローバル教育でもよい。世界の広さ深さ多様さを、楽しみ驚きつつ勉強していこう。先進国では、どうしても、不登校、登校拒否が多くなってしまうのだ。
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コメント
誰かが言っていたが、たとえば歴史なんかは現代史から始めるべきである。
ゆとり教育も詰め込み教育もどちらもダメ。
楽しいこと、必要な知識であれば詰め込むべきである。
投稿: 南 | 2018年7月30日 (月) 16時12分
大きな歴史の転換点に差し掛かっているのに見てみないふりをしてわかりやすい愛国主義とか自画自賛に逃避する。それで変な政治家も増える。優秀な若い人たちはけっこう日本に見切りをつけているところもあります。
アメリカから帰ってきたとき、日本の組織の硬直性・閉鎖性に驚いたことがあります。それ以来、閉鎖性はあまり改善されないですね。優秀で個性的な子供ほど不登校に陥るという話も聞きますが、困ったものです。
投稿: kaoru | 2018年7月31日 (火) 11時09分
うちのご近所にもいるけど、子どもが不登校になると、それをネガティブにとらえ、悩む親が多い。悩まずに前向きにとらえよう、という意味で書きました。
投稿: iwatani | 2018年7月31日 (火) 12時13分
〉今の日本の学校教育が旧日本軍的
アメフト部のパワハラ問題で揺れている某大学の理事長と、組織をしたい放題に私物化していると問題になっている日本ボクシング連盟の会長ががっちり握手している姿を見ましたが、どちらも笑ってしまうくらい暴力団組長顔です。
そりゃ怖くて硬直しちゃいますわ。
投稿: musataro | 2018年8月 1日 (水) 05時51分
マルクスは宗教はアヘンだとは言った。だがそれは宗教を必要とする、民衆の不幸な現実があるからだ、従ってその様な現実をこそ変えねばならないと言ってるそうだが、でマルクスの理論で現実は変わっただろうか?
投稿: bad | 2018年8月 4日 (土) 13時41分
とんでもない。宗教は民衆の不幸に対応するアヘンだなんて、見当はずれのむちゃくちゃな説。宗教はコミュニケーション不能+共同体依存の旧人類にとって、もっともっと根深く、本質的なもの。それは、権力との共犯関係もある。もっと勉強しろ、とマルクス氏には言いたい。
投稿: i*****i | 2018年8月 4日 (土) 18時31分
むちゃくちゃですか。アッチョンプリケ。
投稿: bad | 2018年8月 6日 (月) 23時39分
もがマガつながりで、ナイツの漫才を見るようになった。なんかナイツの漫才には中毒性がある。笑える笑えないは別して、あのテンポが良いのであるよ。
投稿: n,s | 2018年8月12日 (日) 20時01分
この間起きた金沢の祖父殺人の孫は、向陽高校卒である。勉強せんかったもんでこの高校に僕も行ってたが、酷い高校なんである。しかし毎朝お母さんがいかんがかー!(金沢弁で行かないのかという意味)とけしかけるので、しゃあなく行ってたのである。登校拒否どころではないのである。中央大学もかあちゃんがそばにおって、いかんがかーとけしかけとったら、行ってたかもしれんね。
投稿: bad | 2018年11月11日 (日) 22時47分