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2018年4月16日 (月)

世界一訳詞が難しい歌詞

We skipped the light fandango
軽い曲になったので休んだ
Turned cartwheels 'cross the floor
給仕のカートを部屋の向こうへ転がした
I was feeling kinda seasick
これは船酔いか?
But the crowd called out for more
もっとやれとみんなが騒いだ
The room was humming harder
前よりも騒々しい部屋になってきた
As the ceiling flew away
天井が上の方へ抜けたんだ
When we called out for another drink
もう一杯頼んだら
The waiter brought a tray
ウェイターは空のお盆を持ってきた

このへんは、まだまし。でも、全体の文脈の中では、ここもすでに難しい。全体は、高度な象徴詩で、ふつうの意味での意味はない。だが、「個」というものに関し巨大ピラミッド級の確立と孤独を教える。地球にいながら、自分が別の天体であるかのような違和感。ある英語のサイトが、「これは、この直後に沈没が始まる、タイタニック号の上の最後の夜のダンスパーティーをうたった歌詞だ」、という独創的で奇抜なヒントをくれたので、やや、訳せる気になった※。

※: 上の部分では、すでに床(ゆか)が傾いているようでもある。本人は自分の船酔いだと思ってる。

ひまな人は、このページと、ここからのすべてのリンク先を読んでみよう。

YouTube上には、“現在の”Gary Brookerが歌ってるビデオがある。今の方が、パワフル。


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コメント

あたし、小学生のころ、「空きっ腹に半だんご~」って歌ってたにょ。ごめんなさいにょ(^-^)

投稿: アフォウサギ | 2018年4月17日 (火) 22時43分

この難解な詩についての私の解釈は岩谷さんとは異なりますが、『青い影』がロック史において類い稀な名曲であることは間違いないと思います。

投稿: kaoru | 2018年4月18日 (水) 22時12分

さまざまな異なる解釈が載るようになると、このブログの魅力は倍増するでしょう。お互い、勉強になるし。

投稿: iwatani | 2018年4月19日 (木) 07時29分

2行目のturned cartwheels across the floorは「床のはじからはじまで側転して見せた」という意味だと思います。

投稿: kaoru | 2018年4月24日 (火) 23時04分

むむ、turn cartwheelという熟語があるんですね。しかしそうだとすると、ますます難解な歌詞になりますね。

カートが部屋の向こうはしへ転がっていったのなら、すでに床が傾いているわけだから、タイタニック沈没直前の解釈にぴったりですが…。

投稿: iwatani | 2018年4月25日 (水) 21時02分

もともとcartwheelというのは腕立て側転を意味します。側転で床をぴょんぴょんと跳ねたら船酔いしたように気分が悪くなったけれど、周囲は皆喝采して「もっとやれ!」と騒いだ、といったところでしょうか。あくまで私の解釈ですが。

投稿: kaoru | 2018年4月25日 (水) 21時53分

この詩の最大の謎は次のリフレインですね。

And so it was that later
as the miller told his tale
that her face, at first just ghostly,
turned a whiter shade of pale

粉屋の話を聞かされた時、なぜ彼女の顔面は蒼白となるのか?

様々な可能性をハゲシク検討した結果、私は次の仮説に到達しました。

「彼女」は異界から来た魔女だから。

彼女は「どこからともなく」現れた魔女であるため、「僕」やその他の客と同じ共同体には所属しておらず、それらの人々とは生活様式を共有していない。

このため、彼女はエロティックな笑い話を聞かされた結果、「僕」が想像だにしなかった反応を示す。彼女は笑いもしなければ、「まぁ下品ね」などと顔を背けることもしない。彼女の幽霊(この世のものではない者!)のような顔は、ただただ蒼白の度合いを増すだけなのだ。このような彼女の反応は、特定のシモがかった笑い話を共有できる共同体のメンバーである「僕」にとって、非常に不可解であり、不気味でもあり、かつ恐ろしいことなのではないか。

というような仮説を踏まえて、この詩を全部翻訳してみました。興味のある方はこちらをご覧くださりませ。

なお、"The room was humming harder"の動詞"hum"は英国の俗語である「〜は不快な匂いがする(to smell unpleasant)」と解釈したほうがぴったりくるかもと思いました(参考:https://www.collinsdictionary.com/dictionary/english/hum)。

投稿: kawabata | 2018年4月30日 (月) 17時01分

全体は無い、宇宙はない。
だから、部品は無いし、統一も無い。

または、

全体のために個があるのではなく、
個のつながりや、組み合わさりの結果として、

そのとき、そのつど、それぞれ、それなりの、変化や流動がある。

としたら、

一つ一つが、活き合ってる、ことが、そのまま、
分かち合っている、分け合っている、分かり合っている、

ということなんじゃないのか。

全体とか個とかいうのは、言葉の組み合わせの間違いじゃないのか。

投稿: nakah | 2018年5月 7日 (月) 11時26分

バラバラとか一体とかいう言葉は間違いで、
そもそも最初から、
バラバラのままで一体だったのじゃないのか。

ずっと勘違いして、バラバラを治そうとして、一体が崩れているんじゃないのか。

投稿: nakah | 2018年5月 7日 (月) 11時30分

う~ん、あたしにはやっぱり手に負えないわ。白状しちゃうとね、あたし長年ロックは聴いてるけど、ボーカルも楽器の音と同様に聴いてるから、歌詞の意味なんか考えたこともないの(マジかよぉ!)。だって、意味とか考えながら聴いてもノれないじゃん(; ̄Д ̄ダメダコリャ)
あっ、テロップとかの英文はだいたいわかるわよ。義務教育でやったもんね。
やっぱりあたしは「空きっ腹に半だんご~」のほうがなんかあのゲイリー・ブルッカーの妙に甲高い声に合ってるような気がするな(←アホ!)

投稿: 野良兎マリオ1号 | 2018年5月28日 (月) 22時47分

そーいやずーっと前ロキノンに四本淑三ちゃんが、ロックてルックス付きオミュージック?メッセージ付き音?そんなアホなと鋭いこと言ってましたっけ。

投稿: bad | 2018年5月29日 (火) 08時40分

というように、歌詞の意味などほとんど気にしないアホなあたしですが、ROXY MUSICのファーストの“IF THERE IS SOMETHING”って曲あるでしょ、あの曲のサビの部分、I谷さんの訳で「ポニーテールの髪をさっとひと振りして、あなたの若かったころに連れて行ってください」には泣いたわ。
ブライアン・フェリー、あの衣装・あの声であの歌詞歌うんだもんなぁ。それにあのメロトロンとバックボーカル。まいった。鳥肌たった。それ以来、あの曲聴くと泣いちゃうの。それくらいかな。

投稿: 野良兎マリヲ1号 | 2018年5月29日 (火) 09時06分

病院の見舞い繰り返しとると、だんだん頭と体が共同体式になってきた気がする。どーする。

投稿: bad | 2018年5月29日 (火) 23時46分

アホなもんで、google chromeをdebパッケージでインストールしようとインターネットで見てしようとしたが、そのとおりにcd~/ダウンロードではそんな物はありませんと???、ただcd ダウンロードと打って解決した。うーんlinuxの道は遠い。

投稿: bad | 2018年5月30日 (水) 15時25分

もう疲れてもうた。

投稿: bad | 2018年6月 1日 (金) 23時17分

遅レスすいません。恥ずかしながら、今までこの曲、アメリカ製のR&Bだと思っていました。うーん、そういう曲だったんですねえ(←まだ良く分かってない)。噛み合わない男と女、幽霊より青白い女の顔、作詞のKeith Reidが好きだったという「去年マリエンバートで」の影響を見るだけでは浅すぎるよなあ...。ただ、Reidは、「この歌は関係性についての歌だ」とも言っていて、そうすると、こちらのブログで取り上げるにはピッタリの曲ですね。引き続き考えてみます。

投稿: 佐藤 | 2018年6月 2日 (土) 11時03分

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