耶馬溪の土砂崩れ
今ならあちこちで写真を見ることができるが、崩壊現場は典型的に、「住宅地のうしろの山が里山(さとやま)になっていない」。檜らしき針葉樹植林の密集(==間伐をまったくしていない“放置林”)が、背後の山林ほぼ全域を填めている。写真で見るとそれらは、まるで「つまようじ」や「マッチ」のような細いものの密集に見える。それらに、土や地盤を保持する力はまったくない。
前回書いた状況のとおりである。(今回もまた、お腹に赤ちゃんのいる若い女性が殺されている。)
(今回、写真は著作権問題がありそうなので、ここには再掲しない。今はインターネットの上のあちこちで、見ることができる。)
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コメント
経済は人命より重し。
という、当たり前になってしまった、狂気。
投稿: 南 | 2018年4月12日 (木) 14時52分
ここにも「共同体恣意性」の典型が。「今まで大丈夫だったんだから大丈夫じゃないの」そして起きてしまってから「だって想定してなかったんだもん」。こいつら…
投稿: あ ほ う さ ぎ | 2018年4月12日 (木) 17時20分
今年の桜、いっこも見応え感じんまま散ってしまったすなー。ごっつさみしおまっせー。
投稿: | 2018年4月16日 (月) 06時56分