オリンピック考
オリンピックという(建前上)グローバルなお祭りは、しばらく、無期停止にしてはどうか?
なんとなくその前提となっているような“世界はひとつ”というコンセプトが、今や、非常に露骨に欺瞞だからだ。
彼ら自身自分が何を信じ何を言っているのか分からないようなテロリズムや、むちゃくちゃひどい女性虐待小児虐待や、むちゃくちゃひどい貧困や飢餓などが、もうちょい、ゆるやかな、おだやかな状態にまで治癒するまで、停止した方がよい。
そして、今あえて敢行するオリンピックのような欺瞞に向けてではなく、上記のような目標に向けてグローバルに努力していく。オリンピックに向けてではなく、そっちに多くの人の意思が向かうようなグローバルコンセンサスを広げ、浸透させていく。
そして、もう欺瞞ではないだろう、と言える世界状態になったら、再開するのはどうか?
それをやんないと、ますますオリンピック自身が、それら負の世界状態に侵食されていく危険性を感じてしまう。
そんな、オリンピックの白々しさは、すでにリオあたりからあったのではないか。確実に、顕在的に。
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コメント
建前上のグローバリズム、グローバリストというのが曲者だと思います。トランプ君や、あのフィリピン大統領みたいなのが生まれてくるのは、多分にそこが原因している。
投稿: musataro | 2017年4月26日 (水) 06時43分
資本主義がそれを許すかどうか?
今や広告代理店を始めとする大企業のために開催されていますから。
(ロサンゼルス大会の頃から)
投稿: 南 | 2017年4月26日 (水) 07時08分
可能な道は、とても多くの選手たちの自覚、以外ないと思います。上からの決定、等はありえない。
投稿: iwatani | 2017年4月26日 (水) 08時10分
ご意見に賛成です。ここまで格差と貧困、テロリズムが蔓延する時代、「世界はひとつ」というディズニーランドのような夢を掲げてオリンピックを開催するのはもう限界に近づいていると思います。そもそもロス五輪の頃から確実に商業主義に乗っ取られていますしね。
投稿: かおる | 2017年4月26日 (水) 17時36分
成長は無理。成長はしなくても良い、という所から中身の安全・充実の方向へシフトすべきでないかい。
経済の好循環なんてムシのいいこと言うんじゃねい。
投稿: n,s | 2017年4月27日 (木) 07時32分
オリンピックだろうがゴールデンウィークだろうが熊本も東北も大阪万博でもなにもかもだが、どうしてあんなに観光客を熱望するのか分からない。パッと来てサッといなくなる人間をあてにしてどうするというのだ。永遠に途切れることなく観光客が来るとでも思っているのか。わからない、アンビリーバボー。
それよりも地元や地方の人口を増やす方が優先だと思うけど。
投稿: n,s | 2017年4月29日 (土) 00時51分
観光客が来ても買わなければ意味がない。全体にカネ回りを良くする仕組みを作らねば意味がない。見ていくだけでは、なんにもならない。所得アップがないと、、、
投稿: N,S | 2017年5月 4日 (木) 00時58分
『マチネの終わりに』がいま話題になっている作家の平野啓一郎さんもtwitterで「僕も東京五輪にはずっと反対している 必ずしも少数ではないはず」と発信されていますね。これは東京五輪に限った発言だと思いますが。
投稿: かおる | 2017年5月 5日 (金) 09時10分
人口が増えないからといって観光客であてがおうなんて薄っぺらい考えである。増えないのはどうしようもないのだから、今ある中身のサービスを考えるべきじゃないのか。そこから産業を起こしていくというか。その時基本精神は、利他によって充実させるというか喜びを増幅するというか(喜びある所には人が集まってくるのである)。 まぁ、上からの支配者にとっては邪魔な方法論だろうけど。とにかく、もう拡張上昇という外への方法論は行き詰まっていると思うけど。(それと中央へ中央へというのもダメだろう)
投稿: s,n | 2017年5月 8日 (月) 02時24分
戦争で縄張り争いするくらいだったら、
オリンピックの方が まだマシだけど、
オリンピックは不要な無駄が多すぎる。
ワールドカップで良いと思う。
必要な無駄だけで、つながって、
組み合わさっていけないのか。
弱いものが弱い力を出して、
ダメなもんがダメな力を工夫して、
それぞれが、それなりにできることで、
組み合わさっていけないもんだろうか?
投稿: kanaka | 2017年5月13日 (土) 17時50分
最初っからの努力放棄、これなんなんだ。
投稿: bad | 2017年5月13日 (土) 23時45分
障害者・病人・介護老人が生きる道です。
いまの社会不適格者の存在価値を育てる方法です。
権力争いや、無駄な競争は、やりたい人達だけで、
砂漠など他に迷惑のかからない所、でやって欲しい。
誰のどんな小さな取るに足らない行為でも、
それが誰かの役に立つのなら、
立派な仕事です。
例えば、
赤ちゃんの世話をしてもらった人が、
自分のポイントを、自分がやりたい分、
その人にやる。
ありがとうの言葉だけでなく、
ありがとうのポイントは、
自分が困ったときに、他の人に返せる。
そうすれば、
いわゆる仕事や労働と呼ばれないものでも、
りっぱな仕事になる。
必要なものだけで、つながっていけたらって、
そういう夢想です。
お金で成り立っている経済とは別に、
助かった・ありがとう・お役に立ててうれしい、
のポイントの交換でつながる、
別の経済を育てたい。
今の政治・経済・宗教・思想などとは、
別の、つながり・組み合わさりを、
育てたい。
力とスピードと量と数で押し切る社会では、
生きにくい・活かせにくい人達が、
つながっていく方法を育てたい。
投稿: kanaka | 2017年5月14日 (日) 09時31分
本題とズレてすみません。
また仕事中のため文章がおかしいと思いますが、
失礼いたします。
小さな親切や感謝に、具体的な価値を加える。
うれしい、ありがとう、などと感じたら、
「いいね!」をポイントにする。
例えば、
お店で物やサービスの料金を支払うとき、
それ以外の対応などで「いいね・ありがとう」と感じたら、ポイントをつける。
そのポイントは金銭には変換できない。
自分が、誰かにしてもらったり、自分が直接してもらわなくても、
「いいねポイント」を、その人にやりたくなったら、
自分のためた「いいねポイント」を、返す。
仕事とは無関係の具体的な行為や、商品で無い物に「いいねポイント」を交換する。
例えば、
ある高齢者や障害者と呼ばれている人に、
元気づけられたら「ありがとう」
新しい医療や介護の仕方が分かったら、
おかげさまで。
子供の意見や、ノイローゼの意見や、
病気の意見や感想から、
新しいアイデアができたら、
ありがとう。
投稿: kanaka | 2017年5月14日 (日) 12時26分