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2017年4月30日 (日)

宇宙での他者不在は超弩級に危険

この話も過去に何度も書いたけど、未だに一般世間が相手にしてくれないし、また最近、宇宙ニュース界隈で(まったく無進歩愚鈍状態で)蒸し返されているようなので、書いておこう。

そもそも、地球と呼ばれる惑星上の生物/生命って、ものすご特殊なもんやん。存在するための必要条件が。そして、その必要条件の上での構造や機構(仕組み、はたらき)が。複雑怪奇、という言葉がふさわしい。ウィルスやバクテリアのようなもんですら。

※: 雑談: 今住んでるところの上水道の原水は利根川の水である。上水施設が行う殺菌処理によって、水藻の微細な胞子は死なないらしく、炭素などで水を濾過する浄水器の中ですら、その壁にやがてグリーンが広がってくる。犬の水容器の中の藻なんて、もう何年も生きている。冬にも夏にも耐えて。

なんで、同じような特殊なもんが、よそにもおる、と考えなあかんのか。むしろ、地球上とはまったく違う必要条件〜環境をベースとして生きておる者が宇宙各地に複数種類存在する、と考えた方が、無理がない。

どこそこに水蒸気(〜水)の痕跡が検出されたので生物がいる可能性がある、なんて、典型的な他者不在の見方考え方は、いいかげん、「愚」かつ「恥」と自覚してほしい。

この話と大いに関係するが、「火星を人類の植民地にする」は断じてやめてほしい。火星みたいな近場だって、どんなイキモノがおるか、おらんか、分かりませんで。

それとも今度のテロは、宇宙人の来襲か?!

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コメント

本文にちなんで

海洋での他者不在はスーパーエキセントリックに迷惑

昨日「そこまで言って委員会」でやっていたが、スルメイカの大不漁の原因は中国の漁船による大乱獲が原因である。奴ら自国の周りの海を汚染しまくったあげく、冷凍技術の進歩とともに他国の領海やど真ん中の公海で漁をえげつなく根こそぎ展開しているそうな。特にイカとは海の米と言われて、他の魚の貴重な食料にもあたるらしい。そのイカが激減するとういことは、当然他の魚の量も減る事になる。

アレッとふと思ったが、「中国の全国民が中流階級並みの生活をすると、地球の自然環境・資源・食料が激悪化する」らしい。我らが好きなもの食ってるのに、奴らには食うな!と言うのもこれまた傍若無人な行いじゃないか。ということで、解決策は言わずもながではないだろうか・・・・。

投稿: n,s | 2017年5月 1日 (月) 04時11分

神が人の姿をしてイメージされるように

人間は見たことが無いものを想像することができない。

と言うことではないかと?

投稿: 南 | 2017年5月 1日 (月) 07時04分

抑制や調整がコミュニケーションである。

投稿: ゆうじ | 2017年5月 1日 (月) 07時40分

> 神が人の姿をしてイメージされるように

これは何度も言ってるように、宗教が他者不在の最たるものだからです。絶対者超越者の‘囲い込み’という無礼失礼。

投稿: | 2017年5月 1日 (月) 07時54分

広い宇宙に地球みたいな環境の星がある可能性て割と高いんじゃないですか?他者不在思考とは別として。

投稿: bad | 2017年5月 1日 (月) 19時58分

 他者はどこにでもいる。
 自分に似たものだけが他者なのではない。
 そもそも「自分に似た」というのが、他者の他者性の消去・忘却である。

投稿: 市川智 | 2017年5月 1日 (月) 23時18分

@bad
宇宙なんて、われわれなんも知らんわけやから、何があってもおかしくないでしょうな。

badさんの同一人物が、全宇宙合計で数億人いる可能性だってある、…か?

投稿: iwatani | 2017年5月 2日 (火) 19時11分

>数億人いる可能性
それはいくらなんでも確率的に無理だと思いますが、、、

投稿: bad | 2017年5月 4日 (木) 21時06分

across the universe 名曲だ。

投稿: bad | 2017年5月12日 (金) 11時20分

他者をしっかり認めることで人は成長していくのでしょう。「自分の思い通りに物事はすすまねぇな」という経験を積み重ねて。

投稿: musataro | 2017年5月12日 (金) 23時04分

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