例によってオトコの光景
別に私は、小池都知事の味方をしなければならない義理も人情もないけれども、市場移転問題が現在、昏迷と迷走の渦中にどっぷりとあるのは、むしろ、現都知事になってからの大きな功績でしょうが。
それを、久々に穴蔵から出てきた浅薄男根小説家(元都知事)は、豊洲移転をさっさとやれ、しか言わない。問題の根因(==自分自身!!)を、未だに気づく能力もなく。
しかし、なんであんな乱暴オトコが、都知事になんかなってしまったのか。痛恨したって、遅い。
とにかく、途中でおかしな妥協をすることなく、すっきりとした自他ともに文句のない納得に達するまで、無限に昏迷したって迷走したってかまいませんよ。市場機能なんて、適切に徐々に分散化していったって、かまわないのだから。しかも流通マーケティング技術の進歩で、巨大な集中的centralizeな物理市場はだんだん要らなくなる。物流は、原産地→エンドポイント直行が、どんどん増えるんだからね。
centralizeな巨大物理市場は、もう、ある意味、古墳だよ。
無限に迷走してオトコの毒を洗い流すべし。
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コメント
>問題の根因(==自分自身!!)
余計なことですけど、急に書けなくなった理由について。
今月の頭の方に例のコミュニケーションの講義を会社で受けたのである。そこで休憩時間に講師の人に、個人的に質問したのである。「前回、仕事上コミュニケーションが上手くいき、成果を上げれるための条件は、社内で 『安心・安全・ポジティブ』という環境が守られている事だと聞いたけど、自分らのように小さい規模の雇用関係で働いている場合、上の者の目を気にして、どうしても思ったことを言えないことが多々ある。安全というのに制約がある(首根っこを掴まれている)のだが、どうすればいいのでしょうか」と。
講師の方いわく、「問題は、何を言われるかじゃではなく、誰に言われるのか、ということなんです。誰が言うのか、誰に言われると受け入れることができるのか、ということ。もしあなたが正論を言ったとしても、あなたがそれを言える立場にあるのか、ということ。もし今の時点でそれを言ったとしても、聞いてもらえないなら、言うだけ無駄なんです。聞いてもらえる人物になるまでは、コツコツと努力を積み重ねて信頼関係を築いていくしかないでしょうね。私も同様なんです」と。
とまあそんな訳で、どうも対外的に「ああだからこうだ」とか「あれが悪いからこうなんだ」といくら言っても、言うだけなら誰でも言えるのである。言うなら言うだけの値のある人物であれよ、ということ。刃の先は、常に自分に向けられてるんじゃないかということ。そんな訳で軽々しく「あれが悪いこれが悪い」と言っても有効ではないこと。ふてくされるのも有効ではない。それよりも、自分を磨けよと、今さらながらに思った次第である。30年遅かったかな。
投稿: n,s | 2017年3月20日 (月) 19時58分