犯罪の原因はほとんど貨幣
これの直前の記事では、熊本市で中学生時代の良い思い出(楽しい友だち)について書いたけど、実は、本当は公開したくない悪い思い出もある。
ある種の動物は、気候などで狩猟条件が悪いときには、優秀な子1〜2頭を残して、ほかの子を殺して食べてしまうらしい。
人間生活の狩猟条件、食糧条件に相当するものは、金(かね)である。
金環境が極端に悪いと、家族内の弱者、親は子を、子は弟妹を、虐待し排除しようとする。
いずれも後日、当事者が謝罪はしたけど、わが家の極貧時代の熊本では、毎日、貧給の仕事で忙しい母は私につらく当たり、私はよく弟をいじめた。重要なことは、その理由動機について何も認識がない動物的自動的行為であることだ。
もちろん、貧しくとも協力して立派に生きていく立派な人たちもいるだろう。
だが、子どもを虐待殺する親に、理由動機の自覚はなく、説明能力もない。
私は勉強が好きなタイプだったから、運良く、犯罪に走ることはなかったが、あの当時のすさんだ心情の理由を具体的に説明することは、未だにできない。
人口のわずか1%が国富の60%を保有しているあの大国で、刑務所が慢性満員、慢性不足なのは、当たり前だ。
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