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2016年3月 7日 (月)

最悪のシナリオ==いちばんありうるシナリオ

昔々見た「召使」という映画は、今でも強烈な印象が残っているが、勤勉で有能な執事が主(あるじ)である無能自堕落な貴族の生活を支配し、資産を実質、完全に乗っ取ってしまう話である。

旧経済大国の惰性で、日本やアメリカ等のマジョリティは変化に無関心、鈍感である。今のままの状態が、今後もずっと続くだろう。いじめ(==旧共同体の残滓)はなくならないし、彼らのネット上のお粗末な愚言愚行もなくならない、心の鎖国==自己満足/現状満足がなくならない。過去に踏ん切りをつけ、論理的な思考能力を身につけよう、なんて、まったく思わない。そして今彼らが、二級市民、三級市民と意識的・無意識的にみなしている人たちが、新しい情報技術を身につけざるをえない勤勉と有能により、やがて実質的に、旧経済大国惰性人種を支配し、管理し、コントロールするようになる。

「召使」の、グローバルバージョンだ。主客顛倒ではなくて“主僕顛倒”。

そうなったとき、そうなったことすら、彼らは自覚できない。

マイナンバー制が導入された今年、いつも問題なくできていたネットからの確定申告が、電子証明書を読み取るソフト(今年用のニューバージョン)のバグでできず、久々に手書きで出した(ささやかな額の還付金は低所得者にとって無視できない!)。マイナンバーカードを発行するソフトは、NTTc、NTTd、富士通、日立、NECの“船頭多くして”で、(今のところ)原因不明デバッグ不能のバグがあり、発行が超遅れているらしい。これは、発注者側(政府機関)にソフトウェア開発の中央的中心的管理能力がないのに、複数社に分割発注したという、ぶざまな、「仕事の構造のバグ」である。

最悪のシナリオの、片鱗が早くも見える。

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非論理性(旧共同体性)の片鱗n: 野球賭博問題が発生して以降、球団は聞き取り調査を継続してきた。…調査をするのは、その能力の十分にある、利益関係のない、客観的な第三者でなければならない。

非論理性(旧共同体性)の片鱗m: 学校側が元のデータを修正せず、今回の進路指導で誤った資料がそのまま使われていた。…公共団体のデータ監査は、当事団体自身が行ってはならない。上と同様の理由で、客観的な第三者が行わなければならない。第三者の典型例(東京聖栄大有村久春教授):「万引の非行記録だけで生徒の進路を閉ざそうとすること自体が、教育の指導原則から外れた行為だ。」

日本人には、プログラミングは、無理である。
(もちろん例外は少数ながらいるけど。)
論理性を重視せず、共同体的恣意性ばかり優先するから、弱者の犠牲者を量産するだけでなく、今後のグローバル社会に通用しない。


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コメント

オトコは変化を嫌がる生き物であり、変化に鈍感な生き物でもある。

「諸行無常」なんて大昔から言われているのに。聞きたくないことは聞かないという器用なことができるようだ。

投稿: 南 | 2016年3月 8日 (火) 07時56分

もういいよ学校は,,,,

投稿: bad | 2016年3月13日 (日) 18時33分

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