文脈(コンテキスト)がすべて
丸山さんという人については、昔テレビでよー見たなぁ、ぐらいの認識しかないけど、今回の、「オバマ大統領は黒人だから奴隷の子孫」とか「日本がアメリカの州のひとつなら」などの言葉は、これらを孤立させて見るとたしかに奇異だけど、いろいろニュースをあさって、発言全体の意図を知れば、そんなに悪質な言葉ではない。
言葉の切れ端だけを取り上げて、人の発言を非難する人※が多いが、非難する前に全体の文脈を知るべきである。
※: このブログのコメントにも、そういうお馬鹿な批判や非難が昔からよくある。
言葉の意味は、文脈で決まる。文脈の中に、発話者の本当の発話意図==意味がある。文脈がすべて。
真の文脈が、物理的に目の前にある言葉だけでは分からない場合もある。「その人の全人格的文脈」というやつだ。仏陀の言葉など、その典型だろう。
まあ、なにしろ、文脈(コンテキスト)がすべて、である。
引用に際しても、それの文脈によく注意すべきだ。勝手に都合よく利用するのではなく。
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コメント
勝手に利用する人はいるんですよ。~すべき
とかおまえはガキか。
投稿: | 2016年2月26日 (金) 10時29分
コンテキスト・レスで勝手に利用するのはあかん、と言うとるんどす。「すべき」は、英語ならmust、should、have to、need toなど、ごく当たり前の言葉じゃ。神経とがらす方が異様じゃわ。
投稿: iwatani | 2016年3月11日 (金) 08時16分