フェミニズム 2.0
これまでのフェミニズム、フェミニズム1.0は、女性の立場を男性と互角にすることを目標としていた。
しかし、オトコ(人類の雄)が地球上(もしくは宇宙内)最悪の害獣であることが明らかになりつつある今日、この、男性と互角路線の価値とイメージは低下している。
本ブログでは、本編やコメントの一部で、「やっぱり女性はエライ!」シリーズを折りにふれ展開しているが、それらの例はいずれも、『女性ならではの』能力や感性に基づく活動例だ。ここに取り上げた少数の例がすべてではなく、地球上各地でさまざまな女性ボランティアが活躍している。
これら、仮称フェミニズム 2.0は、1.0の時代のように、プロパガンダ的な活動、運動、論陣等がなくて、各現場における個々の地味な仕事ぶりがあるだけだ。そのことも、女性ならでは、と言えるだろう。
フェミニズム 2.0は、女性が男性との互角を目指すのではなく、むしろ、女性的な価値が上位に立つことにより、男性主導型の歴史の傷(きず)を、治していくものになるだろう。一部では、傷はますます激症化しつつあるから、その道は前途遼遠だが、でも希望は、そこらの方向にしかない。
でも、頑張るのはよいが、無謀はやめて!と言いたい。自分のイノチも、たいせつに。
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コメント
新たな革命は今までとは全く違った形で起こる本当の革命。
参照、「レヴォリューション」ビートルズ
投稿: 南 | 2015年6月 8日 (月) 07時35分