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2015年5月 4日 (月)

国際治安と一国の軍備

世界的なテロの氾濫が、日本の再軍備論の根拠の一つになっている。しかし、軍隊を、戦争をするための暴力組織と定義すれば、テロに対して世界が、あるいはときには一国が、必要とするのは、そんな戦争マシンではなく、治安の能力、強力な警察部隊である。彼らと“戦争する”なんていえば、相手を無意味に尊重尊敬するナンセンスになる。

結局、国際司法の欠如、それと並行して国際法執行力(law enforcement)の欠如が、議論の混乱と曖昧さを招いている。国際的なlaw enforcementの充実した確立が明示的な課題になったとき、そのグローバル警察にどの国も協力しなければならないのは言うまでもない。

国境なき医師団、国境なき薬剤師、国境なき消防団などがあって、いつまでも、国境なき警察がないのは、たいへんおかしな、緊急になんとかすべき、事態だ。

悪辣なギャングを取り締まるのは警察。軍ではない。

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コメント

そういやおかしな光景も目にしてきました。その催事場には、家族連れ・客寄せのイベントとして「働く車の展示場」なるものが開かれていました。大型クレーン車や特別救急車があり、その中に“軍”の装甲車、ジープなんかもあったのである。その車の前で子供がピースサインで、写真を撮ってもらっている光景もあった。自分も普段見ることのない軍用車の異質さに見入っていたのだが、考えてみれば戦用車だよね。それを、ほのぼのとした家族イベントの中に取り入れていると言うのは、異様だよね。
なんかこういう自衛隊の日常化も、危険であると思う。港でも海上自衛隊の軍艦の一般公開・試乗サービスなんかがされて不気味である。子供がピースサインするなんて、日本は平和なのか馬鹿なのか、そんなこと気にする方がおかしいのか、どうなんだろう。でも、徐々に戦争に慣れさせていくようで怖いよなぁ。
だれが戦争なんかしてたまるかい。

投稿: ohiya | 2015年5月 7日 (木) 08時31分

価値を信じる限り対立する価値の者とは争うことになる。個人も国も戦争する。人間である限り戦争すると、小林よしのりがごーまんかましているが、それは今の人間の頭が今のまんまレベルが低級で変わらないならそうだろうという話で、、、、

投稿: bad | 2015年5月 8日 (金) 15時23分

@bad
>価値を信じる限り対立する価値の者とは争うことになる。
「ポップ宣言」で学んだように、一個の価値の存在性よりも、価値とほかの価値との関係性に気づくようになればいいんじゃなかんべか。そこまで高い視点を持てるようになればね。
>人間の頭が今のまんまレベルが低級で変わらないならそうだろうという話で
低レベルとは、自分のための責任感しか持たないということじゃなかろうか。何事も大義のための責任をもつべきである。自分を守る・肥やすためでなく。それでやっと、マトモになれる。それをうながすための連帯・連携の充実も図りながらね。

投稿: ohiya | 2015年5月13日 (水) 06時49分

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