« 波長が合わへんで | トップページ | またちょいとFerry(Roxy Music) »

2014年7月 6日 (日)

金太郎飴

もう、映画とかドラマとか小説とか音楽の”アルバム”やコンサートとか、なにしろ、対話性や創造的参加性がなくて人の注意力を長時間奪うもんは、全部、死刑にしよう。今、人は、それどころじゃねぇ!!

しかし、たまたまBryan FerryのBoys and GirlsのAmazon上のリビューを見てたら、冒頭曲Sensationの訳はこうなってるらしい:

LP時代: 指一本触れた覚えはない とてもそんな気にはなれなかった。
今のCD: 触れられるとは思えなかったから 必要性を感じていなかったんだ 勇気というものを、ね。

原詩は:

Never seem to touch, ohh babe, temptation
I didn't feel enough motivation
Then I hear you call, ohh babe, sensation
Then I need it all, ohh babe

Oh my love
Oh my love

ざっと訳せば:

誘惑に手を出す流れではない
そんな気分ではなかった
そのときあなたがぼくを呼ぶ声、急に胸騒ぎ
今は完全にその気だ

愛してるよ
愛してるよ

…というわけでこれは、「男と女」というコンセプトアルバムのオープニングである。さあ、その気まんまんになって、これから愛をやるぞぉ!ってわけ。序曲、だね。

まあ、今回は、ひどい訳が気になって書いてしまったが、Ferryは、いつごろからか、金太郎飴みたいに感じるようになってしまった。金太郎飴のあのキッチュでポップなデザインはすばらしいけど、欲しいとか、買いたい、食べたいとは思わない。毎日毎時間、目の前に忙しいことがありすぎて、長時間私の注意力を奪うものは、もお、全然だめなのである(関連記事)。もっと完全に新しい、今の時代を意識した、衝撃的な表現で再デビューしたら、本気で関心持つだろうけど。

でもこないだはTaxiなんて聞いて、やっぱFerryはよろしーな、と思う(感じる)よな、それは、当然ながら。

もうひとつ、死刑は、Kindle本。HTMLやCSSなどが発達して、テキスト表現の構造も、すごく立体的・複線的・多方向的かつ対話的参加的になれるのに、

せっかくのコンピュータの上で、古〜〜〜いリニアな(不便きわまりない!)テキストに付き合わせるなんて、

ばっかみたい。

お前は死刑じゃ。

|

« 波長が合わへんで | トップページ | またちょいとFerry(Roxy Music) »

コメント

最近は絶不調です。頭がこんがらがって、何を書いても中途半端、意味不明。
私のFeryyさんの思い出は、Avalonの、True To Lifeのサウンドの不思議さかげんでしょうか。ぶわっと広がり不思議な浮遊感につつまれたものでした。あと、Ain't That Soのソリッドなサウンド、Midnight Hourの優雅な佇まい、等など。
まぁ、あたしにはFeryyさんは大人のようで、あっしにはあまりエンがなかったようで。悪しからず、ごめんなすって。どいた、どいたぁ。

投稿: ohiya | 2014年7月 7日 (月) 02時44分

@ohiya
> 頭がこんがらがって、
むしろ、その状態を肯定して維持すべきでしょう。

No Clear Mindを聴くことを、おすすめします:

Dream is Destiny
Mets

投稿: iwatani | 2014年7月 7日 (月) 07時34分

(今回、本文に関係ありません)

デビッド・ボウイのデビューアルバムを買いました。

最初聞いたときは困惑しました。

2度目聞いたら大好きになりました。

投稿: 南 | 2014年7月 7日 (月) 07時54分

ボウイの若かりし頃のロックンロールスーサイドのライブが、ユーチューブで以前は見れたが、今は見れない。良かったのに。何でやろ。

投稿: bad | 2014年7月 7日 (月) 21時11分

Taxi is the best sound track more motive than movie film, i think.

投稿: bun | 2014年7月 8日 (火) 01時31分

こころに染みました。ありがとう。とくに、後者。

投稿: ohiya | 2014年7月 8日 (火) 03時04分

@iwatani
No Clear Mind
Alone And Together

僕はみんなに心を開こうとした
この世界は僕の思っていた世界じゃないから
君の心は、本当のところ恐れているんだろう
君は ”愛”で目をふさごうとする
だけど 君はとまどい続ける
全然 安心なんかできない

君はどこにいても ぼくはどこにいても
たとえ 君が僕のとなりにいても
僕らは一人一人 孤独者のあつまり
僕たちはそれぞれの愛にしがみつき
たがいに 見えなくしようとする
世界は こんなふうにできている

”愛する”世界は こんなふうに
できている

君はなんども そんなことをくり返し
もっと本当の愛を探すそうとする
だけど 君は最後には一人
みんなは理解者の顔をしているけど
だれも肝心なところで あなたに手を差し出さない

僕らは互いに 壁をつくる
だけど この痛みに晒されているとき
僕らは救いを もとめなくてもいいのさ
この痛みに気づいている限り
今は一人一人孤独者であっても
いつか 本物の社会で結ばれることのできる
僕とあなたに なることができるよ

あなたのもとへ
あなたと いっしょに


投稿: ohiya | 2014年7月 8日 (火) 23時39分

ブライアンフェリーは、iwataniさんの予言?通りキンタローアメになりましたね。

投稿: bad | 2014年9月17日 (水) 20時23分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 金太郎飴:

« 波長が合わへんで | トップページ | またちょいとFerry(Roxy Music) »