« プログラミングの主流はこんなに変わった | トップページ | Ubuntu 14.04の後日談/猫3匹 »

2014年6月11日 (水)

Ubuntu 14.04インストールの顛末

Ubuntu 13.10には、今の入力モードが半角英数か、日本語かな漢字変換か、がどこにも表示されないという、日常とても使いづらい改悪があるので、それが直っているらしい14.04 LTS(長期間サポート版)にアップグレードすることにした。

便利なのは雑誌「日経Linux」の付録DVDを使うことだ。

ところが、何度トライしても、データをコピーできないとかのエラーメッセージが出て、インストーラがクラッシュする。

ここで最大の問題は、インストーラがクラッシュしたときの、旧システムへのロールバックをやらずに、中途半端な(実用価値ゼロの)アップグレードインストール状態が放置されること。だから、どんな仕事もできない。ロールバックをやってれば、とりあえず仕事はできるのに。

(まあ予備機をセットアップして、なんとか仕事はできたけど。)

有意な選択肢は、14.04の再インストールしかない。

インストーラがクラッシュしたのは、メディア(DVD)の不良、または光学ドライブの不良、どちらかが原因だ。

とりあえず前者を疑って、同じ雑誌の新品と、晋遊舎のUbuntu 14.04ムックを買う。

どちらもだめである。日経Linuxの方は、前と同様にインストーラがクラッシュする。晋遊舎の方はそもそもDVDからアプリケーション(Ubuntuインストーラ)が起動しない。

そこで今度は、ドライブを疑うことにし、AmazonでSATA対応のドライブを買う。ほぼ2000円。

ドライブの配達は翌日になるから、ふと思いついて、インターネットからUbuntu 14.04日本語Remixのisoイメージをダウンロードし、手持ちのDVD-Rに焼いてみた。すると!なんと!、すんなりインストールできたではないか!!!

結論は、ドライブは無事、メディアの不良である。雑誌の付録のディスクには、ときどき不良がある。Linux雑誌がもっとたくさんあった時代には、複数種類買って無事なメディアを見つけて使っていたこともある。

入力モードの表示はあるし、日本語モードであっても英数が当然の入力場面(英和辞典など)では自動的に英数に(一時的に)切り替わる。これだけでも、アップグレードした価値はあった。うれちいな。

いや、いずれにしてもクラッシュでロールバックしないなんて、あまりにもシロートの仕事すぎる。ひどい。本ブログは、旧産業にもフェイルセーフ必要、と主張しているが、フェイルセーフが当たり前の常識であるはずのソフトウェア産業の従事者が、それを忘れているなんて、まずいですよ、ここだけの問題じゃなく。

それと、基本的にユーザデータは保全されるが、たとえば「音楽」フォルダが「ミュージック」フォルダに名前が変わったとき、元の「音楽」フォルダの中身は保全されない。消えてしまうようだ(私の認識不足か?)。「ミュージック」フォルダの初期状態はファイルゼロ。※、※※

これを避けるためには、新しいユーザ名でインストールし、前のユーザ名のホームディレクトリをそのまま残すことだ。私は偶然の失敗から、この策をやり、怪我の功名で元の「音楽」フォルダの中身は助かった。ただしこれは、13.04から13.10にアップグレードしたときの経験。

------

※: この件を実験で確認。元のユーザ名でインストールするとホームは温存され、「音楽」フォルダ(ディレクトリ)とその中身もそのまま残る。「ミュージック」へのリネームは行われない。新しいユーザ名でインストールすると、旧ユーザ名のホームは遺跡のようにそのまま残り、新ユーザ名によるホーム中には、新たに「ミュージック」、「ピクチャ」(旧「画像」)などという名の空のフォルダ(ディレクトリ)が作られる。なおインストールには、『旧バージョンを残したまま新バージョンをインストール』というオプションがある(立ちあげ時にGRUBのメニューでどっちを使うかを指定する)。私も、このオプションを指定していれば、この文でごちゃごちゃ言っているフェイルセーフを“自製”できたのである。が、インストーラが途中でクラッシュするとは、最初の時点で想定しなかったから、このオプションは選ばなかった。

※※: homeディレクトリに、mediaという名のディレクトリが作られ、音楽ディレクトリはそこに保存されている。もちろんmediaという名のユーザは、存在しない。:)


|

« プログラミングの主流はこんなに変わった | トップページ | Ubuntu 14.04の後日談/猫3匹 »

コメント

やはり、どんなことをしてもムダ金(失礼!)は打ってしまうものなのですね。

投稿: 南 | 2014年6月12日 (木) 08時12分

linux雑誌は何でこんなに、少ないんだろう。

投稿: bad | 2014年6月12日 (木) 11時26分

@南
せいぜい数千円の出費でしたから。

@bad
今のLinuxは産業用ツール。ハードでもソフトでも、至るところで使われている(例: AndroidもLinuxがベース#)。優秀なOSがタダで使えるのは、彼らにとっては実にアリガタイ。個人ユーザはとても少なくなったから、雑誌もどんどん廃刊になった。日経Linuxは、個人だけでなく、仕事で(会社等で)Linuxを使う人もカバーしているから、つぶれない。

#: 70%以上冗談だが、今ではWindowsもLinuxがベースかもしれない。現に(これは冗談でなく)AppleのMacのOSは、長年Linuxの兄弟ぶんとも言えたFreeBSDがベースだ。

投稿: iwatani | 2014年6月12日 (木) 19時18分

こちらでも同じ症状でインストできませんでした。 HDDやドライブの問題ではなく 雑誌添付のDVDが、どこかおかしいとしか思えません。

投稿: | 2014年7月26日 (土) 18時27分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/140652/59799903

この記事へのトラックバック一覧です: Ubuntu 14.04インストールの顛末:

« プログラミングの主流はこんなに変わった | トップページ | Ubuntu 14.04の後日談/猫3匹 »