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2014年4月20日 (日)

農業とは何か

ものすごく大雑把に言うと、記録されるようになってから以降の人類の歴史は、農業民族による狩猟や遊牧民の駆逐だ。たとえば「古事記」なんて(子どものころ読んだだけなので漠然とした印象にすぎないが)、今の天皇の先祖の軍勢による、そのための遠征談だろう。ヨーロッパ人によるアメリカ大陸簒奪しかり、今イスラエル人がパレスチナ人の住んでるところに団地を建てて”入植”してるのもしかり。

それで、コミュニケーションという問題意識からの懸念は、そもそも自然は自然のものであり、人間などの“所有物”ではないはずのものが、農業の勢力拡大により「土地の所有」という概念が生まれたこと。

そしてまた、狩猟や遊牧に比べて単位リソース(土地面積、労働力)あたりの生産量が多いから、扶養可能人口が多くて、生産に必要ない、あるいは土地を持てない、という意味での余剰人口を大量に作り出したこと。

しかもその土地が、先住民や大自然から“奪った”土地であること。

今更、農業そのものを否定するつもりはないが、その「論理的基礎」の部分に、コミュニケーション不能の原因となる粗放がある、と感じられる。

たとえば、せめて、せめて、土地は、“所有する”ものではなくて、”シェアする”ものであるべきなのではないか?

やさしさをベースとして、何らかの形での、歴史のやり直しが、いずれ必要かつ実行可能になるかもしれない。

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コメント

農業は私有財産という概念の発生源ですね。

日本史で言うと弥生時代から疑ってかからねばなりません。

投稿: 南 | 2014年4月21日 (月) 08時38分

縄文時代は一万四千年もあるからなあ。

投稿: bad | 2014年4月21日 (月) 16時15分

こないだの領土の話ともつながってるけど、「土地を所有」するって、「太陽系の、地球の、ここんとこは、地下の深いとこまで、おれのもの!」ってことよね?
それって、すごい傲慢よね~。

投稿: 地球に落ちてきたのうさぎまりこ | 2014年4月22日 (火) 09時39分

農業を覚え、その土地に留まる事が可能になり、そして食料を貯蓄することが可能になると、、、労せず生きていこうとする人種が現れ、それが貨幣制度につながり、自然と共に生きることを忘れ、人間同士で争い出す。

投稿: musataro | 2014年4月22日 (火) 21時16分

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