MetricのSoft Rock Starの意味
Metricの歌詞はだいたいどれも難解である。非常に“非直接的”で、暗示的暗喩的な言葉遣いが多く、すべてが象徴詩といってもいいが、何を象徴しているのか、ネイティブの人にも分かりにくいらしい。
Soft Rock Star(アルバムGrow Up And Blow Away)は好きな曲の一つだが、例によって歌詞はわかりづらい。
こんな歌詞だ。
思いあまって、["Soft Rock Star" meaning]でググってみた。
すると、こんなのがありました。読んでみた。なぁるほど!!
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ついでにもうひとつ、ネットねたを。
Francesca Temporinというイタリアのヴァイオリニストの3年前(14歳)のときのモーツァルトのコンチェルト5番(YouTube上)がすごい。3楽章が。その中間部が。21世紀的という陳腐な形容詞は何も伝えないが、なにしろ、ヴァイオリンという楽器がパーカッションであることに、私は21世紀の今日になって初めて開眼させていただいた。 (もちろん、パガニーニなどなどは昔から聴かされているが、そういう意味では全然ない。)
終始、無表情で弾いているのだが*、その中間部を弾き終えたとき、ちらと指揮者の方を見て、ほんの一瞬だけ微笑む。達成感が、聴く者視る者にも伝わってくる一瞬だ。
女性だけど、いわゆる女らしいとか、女性的という音では全然ない。もちろん、男性的というのとも違うが。とにかく、しめっぽくない、そして有機的な、良い音。〔*: だいたいヴァイオリニスト、とくに女性ヴァイオリニストは、演奏中に体、顔、首が動いたり、表情が音楽に合わせていかにもそれらしく変わる人が多い。そういう人はおおむね、音が“対象化”されていない人である。それのまったくないFrancescaは、将来、大物になるかもしれない。〕
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