戒名
スポーツライターの玉木正之さんのブログをたまたま見ていたら、愛猫が推定16歳で亡くなって、戒名をつけた、とある。
美猫院我儘勝手居士
この話題自体は、おもしろい、楽しい話題ですんでしまうが、私は思った。遺言を書くには早すぎるかもしれないが、戒名はつけるな!を申し渡しておかなければならない。
戒名について、調べる気にもならないが、一連の「死の動物園」*の小道具の一つであることは、間違いない。だから、断固拒否!
〔*: 死が動物園*に囲い込まれることについて; 関連記事(1)、(2)、(3)、(4)、(5)。〕
〔*: 動物園、という非常に重要な概念については、この記事やこの記事などをお読みください。」〕
ところで、小説というものに対して批判的な、読む気もしない私にとっても、夏目漱石が作った愛猫のための墓碑銘:
この下に稲妻起る宵あらん
は、すばらしい!と思う。
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コメント
当たり前のことだが「死」はすべての不安の源泉。
でも死は日常的な出来事。
この落差を埋められない人類。
死は解決すべき難問なんかでは無い。
投稿: 南 | 2013年11月19日 (火) 08時51分