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2013年9月18日 (水)

マスメディアの大誤解大倒錯(続々)

なんか毎日忙しすぎて、あっという間に寝るべき時間がきて、寝た気がしないうちに起きるべき時間が来る、という毎日を繰り返している。ブログの更新などの余裕がない。死期が近いと思われる要介護老犬のせいも、あると思われる(短い記事の翻訳をやっていても短時間で次々とインタラプトが入る、夜中におしっこのリクエストで何度も起こされる)。

で、未来のコミュニケーション有能人種から見て、彼らがいちばんあきれけーる今日のコミュニケーション不能人類の現象が、メディアの使い方だろう。その使い方は全然、メディア、すなわちコミュニケーションの媒介機能になっていない。むしろ彼らはコミュニケーションへの封印を毎日大量生産している。

なぜ、「番組」という名の封印が毎日量産されるのかというと、今の人類はコミュニケーションが怖いのだ。だから、抑え込んでおきたい。必死で抑え込む。べったりと。おかげで、メディアという巨象はいまだに、自分の力で立ち上がり、歩き、走ったことがない。永遠の抑え込まれ状態の中にいる。

インターネットは、原理的にはpeopleにpowerを与えたと言われるが、しかし今の支配的な使われ方は、このブログなどで何度も批判してきたように、巨大サーバがのさばる、それまでのマスメディアの類同形だ。

巨大、おっと、強力サーバは、各個人が一台ずつ、原則として全人類が持てば、それで十分だ。その上で超汎用的なpeer to peerの通信~コミュニケーションプログラムが常時動いていればよい。各人の、脳の延長として。

しかしawarenessの向上を導くものは広義の教育だ。
こんなブログ記事を細々と書いていても、らちあかないなぁ、と最近はつくづく思う。
とにかく、なんか、もっとましな展開を考えないといけない。
まだ妙案はちっとも浮かばないが。

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コメント

人間が(考える)「葦」だとすると、なかなか peer to peer の「peer 」というほどのモノにすらなれないという悲しさがあります。
(それにしても、iPon関連の翻訳記事に iwatani の署名を見つけると思わずニヤニヤしてしまいます。)

投稿: iris60 | 2013年9月19日 (木) 04時38分

テレビは人の顔を一方的に見るための道具。

それ以上でも以下でもない。


まだ、顔を見るだけで満足している現代人。

投稿: 南 | 2013年9月19日 (木) 08時28分

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