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2013年9月21日 (土)

対象知

対象知のまずいところは、「対象」というものが実は存在しないことにある。対象的存在と思われているものはすべて、人間の影である。これからの正しい知は、人間が人間の本性を知る知でなければならない。そこから、自然科学の倒錯が明らかになり、また、その倒錯を人間に適用しようとする、倒錯の倒錯、たとえば「科学的ABC」「科学的XYZ」などなどの悲惨とその原因も明らかとなる。

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コメント

自分が見たものしか信用しないと言う人がいますが、本当は見たつもりでいただけかもしれない。

投稿: musataro | 2013年9月29日 (日) 16時35分

ヒコーキは理論的には自動車より安全なんだそうだ。いくら理論的にっていっても空とんでるんやから、、、

投稿: bad | 2013年11月25日 (月) 22時52分

対象知のまずいところは、対象というものが
実は存在しないことにある。

その通り、と思います。その事を、例をあげて
見てみたいと思いました。失敗するかも、
だけどね。

インフルエンザは実在しない。

冬に流行る病気で、急に高熱が出て、
身体中が痛くなって、喉が痛くなって、
寒気がして、という病気です。
インフルエンザウイルスも見つかりました。
ところが、あら不思議

いまではインフルエンザの症状を示す
状態の半数以上は、実はインフルエンザウイルス
以外の病原体が原因だとわかっています。

これを、ブッダの公式にあてはめてみましょう

1.インフルエンザウイルスがあるとき
インフルエンザがある

2.インフルエンザウイルスがないとき
インフルエンザはない

よーし、やっぱり!

2.は、成り立たないことが、あきらかに
と言うことが、分かって来たのででしたね。
インフルエンザウイルスが無くても、
それ以外の病原体が有ったら
インフルエンザになることもあるのですから。

よって、インフルエンザウイルスと
インフルエンザの因果関係は、
証明されません。

つまり、インフルエンザは、悪く言えば
でっち上げ
悪く言わなければ、決めつけ

ああ、良かった。実在しないのです !

さて、あつい風呂入って、寝よっと
おやすみなさい

simomitu

投稿: 下光博之 | 2013年11月26日 (火) 00時21分

対象がはっきりしていないという点で、ミュージシャンという職業(?)は大変だと思う。

投稿: bad | 2013年11月26日 (火) 21時33分

@iwatani
対称的存在と思われてきたものは、すべて人間の影である。

この分かりやすい例があったので、紹介してみたい。バガボンド34巻の二者間のセリフ。
「一筋縄でいかぬ家臣をもったとき、何を持ってその者に接するべきか? 答えよ。」「威厳でしょうか。」「感謝だ。主の器を大きくしてくれるからな。」「あ!」
つまり、相手をどうとらえるか・どう接するかは自分次第ということ。自分が照射する光が変われば、映り出す影はいくらでも変わる、変えられるということでしょう。30年くらい前に氏がロッキングオンで、「外側の世界を変えることは変わることではない」という原稿を、かつてのパンクバンド”ストラングラーズ”を題材に書いていた(古い!)。自分の内部・認識の仕方を変えることが、「世界が変わる。」ということでないかしらん。

投稿: Ohiya | 2014年6月20日 (金) 07時46分

補足説明。
上の私の例で言うと、「一筋縄で行かぬ家臣」=「対象」ということ。「対象知」とはその家臣について、研究すること。そうではなくて、その家臣に対して自分がどうとらえるか、接していくかが、自分の本性を知るということ。自分が大きな器でいられるか、自分で自分を縛ることなく、自由で美しくいられるかが、メインテーマである。家臣に対して威圧的にでるか、自分を磨いてくれる砥石とみるかで、別次元の世界がそれぞれ開けていくのである。

これも、私なりの捉え方ということであり、hiwaさんに言わせりゃ、”おめー、何書いとんじゃ”ということなんだろうか。

投稿: Ohiya | 2014年6月23日 (月) 19時46分

しつこいが、[変更]。
「対象知」とは家臣について、(自分の相手へのイメージに基づいて)研究すること。

投稿: Ohiya | 2014年6月23日 (月) 20時04分

そして、対象知に走ることとは、完全な自己忘却=自己疎外=タコ阻害である。

投稿: Ohiya | 2014年6月23日 (月) 21時06分

おひやさん、タコ阻害はいいですね、気に入ります。
>タコ
<他己
<他個
なのでしょ、

古い! rockin'on の記事、憶えてますねぇ、氏の好悪感とは裏腹に、聞いたことのないスタイルに動かされて、ライブコンサートにも参座、拝観したものです。恰好よろしぅおましたぇ、、、 Stranglers . 今でも憶えてるのは、 50 million watches are strapped to sell と日本を風刺した唄ですねぇ。

めっちゃ古い! 氏の記事に「火星に生命体が存在するのか?」というのがありましたが、インフルエンザのお話しは、この記事を連想憶出させます。

おりがとうございました。

投稿: ぶん | 2014年6月24日 (火) 07時49分

おひやさんは、よかったッスネ。実はあれ、
自分としては、”おーいや”と呼んでいたん
ですけど。”おぉいや”とは、金沢の方言の男
言葉で、”そのとーり”みたいな意味になる
んです。女言葉だと”おいね”がそれにあたるんです。
ほかに”oh,嫌!”とか"oh,yeah"にも似てる
んで、複合的にも受け取れるのかと思って気
に入って使っています。もっともオリジナル
は、高校からの友人、オオヤの名から思い付
いたんですが( ̄ー+ ̄)。

投稿: Ohiya | 2014年6月24日 (火) 20時40分

おぉいや!
いぃですねぇ、

おぉ嫌とOh yeah 似通い音には思い当りますが、

投稿: | 2014年6月26日 (木) 18時59分

「いぇ、、、」

"yeah..."
も然りですねぇ。

どちらも、どちらでもよく、どちらでもない fifty fifty で口を濁す返事ですけども、日本語の方が否定ニュアンスが濃く消極的ではあります、ん。

投稿: bun | 2014年7月 6日 (日) 15時59分

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