「日経Linux」のおすすめ
雑誌の定期購読は長年ご無沙汰しているが、この春から「日経Linux」をとりはじめた。なぜか。記事に女の子が頻繁に登場するようになったからだ。それと、話題がLinuxだけでなく、Android、Raspberry Pi、Arduinoなどなどと多様化してきた…多様なるLinux系ハードウェア製品の数々だ…今後いくらでも登場するだろう。
もちろん、目当ては女の子そのものではない。女の子多用によってもたらされたLinuxのポップ化だ。オトコのもの。アジケないもの。オシゴトのもの。という無味乾燥から一転して、大衆的人間感覚が出てきた。編集長の森側さんという人、エライわ。たとえば、ハンダ付け初体験というWebデザイナーの女の子に、USB-DACを作らせる記事では、筆者が、こう書いている:
<引用>
組み込み系が本業の筆者がそのまま説明すると、基本的な話をすっ飛ばしてしまうかもしれません。そこで、いつも勉強会で一緒になるWebデザイナーの秋葉ちひろさんに作ってもらうことにしました。
<引用終わり>
Linuxのコマンド入門記事には、聞き役としてかすみちゃんという女の子が出てくる。すると、単なる初心者システムアドミニストレータのためのそっけない実用記事に、人間的なふくらみが出てくるのだ。
また、Raspberry Piのような合衆国イギリス起源の人気ハードウェアだけでなく、マイナーな国産の「がじぇるね」(若松通商)が出てくるあたり、地に足のついたきめ細かい情報収集姿勢がうかがわれる。
女の子とは関係ないが、紹介するフリーソフトがWebアプリケーションの場合、Webサーバ(Apache)のダウンロード、インストール、設定・構成まで筆者がていねいに詳しく書いているのも、今の編集部の要請だろうね。
今の編集長/編集スタッフ/外部協力スタッフの姿勢や感覚には、なんか、雑誌というものづくりにおける、本物のやる気と才能を感じる。とっくに印刷版がなくなってしまった合衆国のLinux Journalなども、今の日経Linuxのポップぶりは、十分参考にすべきだ。
とにかく、オシゴトであれホビーであれ、コンピュータで何かするにはLinuxぬきでは成り立たない時代になってきた。かつて、Linux大衆化をねらって入門書を書いた私としても、たいへん欣快だ。ちなみに、あの本を肯定的に取り上げ、読者に推薦してくれたのも当時の日経の雑誌「日経ソフトウェア」だった。
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コメント
谢谢你的好意。
我想买这个。
投稿: huang1mu4 | 2013年8月21日 (水) 03時01分
本屋でいちどパラパラやって見ます。
空気は分かるはずなので。
投稿: 南 | 2013年8月22日 (木) 07時50分
我常常没看懂这个,但是vi/vim非常好。
我谢你的情报。
投稿: huang1mu4 | 2013年8月25日 (日) 23時40分
Your web site is really useful. Many thanks for sharing.
投稿: louis vuitton online outlet | 2013年8月30日 (金) 11時25分