« ヨーロッパ1950年代 | トップページ | Scratchに見る明日のプログラミング言語 »

2013年5月 5日 (日)

五月人形, 雛人形

節分という行事については前に書いたけど、本日は季節柄、五月人形、ついでに雛人形について。

いずれも、単純に人形そのものとして見れば、単純に「かわいい」ものたちでしかなく、目くじら立てるのも野暮かもしれない。But, 五月人形は別名、武者人形とも申しまして、男の子が兵士となることをもっぱら賞揚しているのである。共同体性のなごりだ(共同体==コミュニケーション不能の源泉==戦争好き==オトコは使い捨て兵士や軍人)。だから日本の五月人形は今や世界に対して恥ずかしいから、やめるか、もしくは武者でないキャラクターに変えるべきだ。

ついでに雛人形は、まさに階級社会の肯定そのものである。最上段にあるのは、支配の象徴としての天皇皇后夫妻、または家長夫婦だろう。そして被支配階級として、キャリアOL、ミュージシャン(宮廷楽士)や召使いたちがいる。これも今どき古すぎて恥ずかしいから、廃止すべきだ。そう、今どき、女の子の将来の健康と幸福を願うためのキャラクターとしては、"花嫁人形”すら恥ずかしいだろう。うーん、候補を挙げるのが難しい。

というわけで、共同体性のなごりのような慣わしや制度(例: 結婚!!)には、今や、「ろくなものがない」と見定めるべきである。こういったことにも、気づきのレベルアップが必要だ。

|

« ヨーロッパ1950年代 | トップページ | Scratchに見る明日のプログラミング言語 »

コメント

愉快ですね!同感です

因みに本日こどもの日、でしたので
まっ、職場では、行事事をしないわけにも
・・・というわけで、行ったのは
鯉落としゲーム
五月人形飾ってたフロア、あったかな?
鯉のぼりは、泳いでましたが・・・

縁あって、こどもの日にプレゼントした
のは、ケーキの模型が作れる粘土。
今時は、ソックリにさえできる優れもの
あるんですね。画材屋さんでも売ってるもの

という過ごし方なら、65点くらいもらえる
かな?

そういえば、子供の頃も、母が嫌いで
五月人形も鯉のぼりも無くって
もっぱら、柏餅、蒸してもらってたのが
思い出、です

simomitu

投稿: 下光博之 | 2013年5月 5日 (日) 23時41分

同様に、女の子をリカちゃん、バービーちゃんで遊ばせるのにも反対です!あれらは、大人になってあれやこれや欲しがる原因なのです・・・。

投稿: 長谷川 | 2013年5月 6日 (月) 08時07分

家は女の子も男の子もいますが、全くこの手の行事はしなくなったなぁ。。。

投稿: musataro | 2013年5月 7日 (火) 01時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 五月人形, 雛人形:

« ヨーロッパ1950年代 | トップページ | Scratchに見る明日のプログラミング言語 »