« 貨幣==差異、シミュレーション | トップページ | 靖国神社==霊の国営動物園 »

2013年4月18日 (木)

サッチャー

あのころ(まで)と今とでは、「できる女」のタイプが全然違う。

当時は、男どもに互し、ときには勝つために、男勝りとか男顔負けなどの言葉に見られるように、男以上に男でなければならなかった。小さな島の領有権をめぐって、若い兵士100数十名の命を投ずるなんて意思決定は、それでなきゃできない。彼女のやったことで、のちのイギリスにとって良かったこと、今ますます花咲き実を結んでいるものが、何かあるか? ない、と思うのだが。むしろ、今のイギリス社会には、部分的にすら、明るさがない。まあ、マララちゃんの命を救ってくれた高度な(軍事的?)医療技術はありがたいけど。

今のできる女は、むしろ、女性の女性らしさをフルに発揮して、硬くて古くて狭いオトコにはできない発想と行動とコミュニケーションができる人たちだ。インターネットの上で数名思い浮かぶが、ここでは、誰もが挙げそうなeBayやFlickrのおばちゃんたちでなく、若きハードウェア屋さんを挙げておこう。やってることがすべて、地に足が付いているというか、その辺のいかにも女性らしさがすてきだ。

|

« 貨幣==差異、シミュレーション | トップページ | 靖国神社==霊の国営動物園 »

コメント

男臭い格言として「敷居をまたげば七人の敵がいる」というのがありますが、サッチャーさんはまさにそれを前提に生きてきたのでしょうね。今のデキル女性は敵をも取り込んじゃう、というか、そもそも敵、味方という狭い了見は持ち合わせていないのでしょう。

投稿: msataro | 2013年4月19日 (金) 07時38分

オトコがやってダメなんだから
オンナは全く違ったことをやらなければ。

それはオトコには想像もつかない
ついては行けないような事を。


という夢をもっています。

現実になって欲しい夢を。

投稿: 南 | 2013年4月19日 (金) 08時34分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: サッチャー:

« 貨幣==差異、シミュレーション | トップページ | 靖国神社==霊の国営動物園 »