Emily HanesとGrace Potterの共通点
朝4-7時の動物お世話タイムは、テレビのニュース天気予報番組をつけているが、夕3-6時(==夏の場合の時間)のお世話タイムでは、uwall.tvとかtubalrでindiesをランダムに流している(クラシック気分のときはAVROやD-Durなど)。次々とランダムに曲が流れていくとき、たまに、「おやっ!」と耳と心にひっかかる音がある。アーチスト名などを、確認したくなる。
そうやって知ったのが、Metricであり、最近ではGrace Potter and the Nocturnalsだ。前者はわりと正統派ハードロックだけど、後者は古典的ブルースロック(例: ジャニス・ジョプリン)をからっと乾燥させ、強力かつ肯定的にしたような音。
そして両バンドのボーカル(Emily HanesとGrace Potter)に共通しているのが、声の中にあるナチュラルさだ。人混みの中で、子どもでも老人でもいいが、ふっと、"人間らしい、その人らしい”ナチュラルな声や喋りが聞こえて、おやっ、とその人を探すときがある。そういう、異様感。
うまい表現は思いつかないが、曲を音楽として歌う自分と、ただの人間としての自分が同時並列している。これは20世紀のロックやブルースシンガー(の名人、プロたち)の歌唱にはない。
しかも、両人ともリッパにアラサーのお姉ちゃん、おばはんだが、その場合の声は「子どもの声」なのだ。だからこっちも、ぎくっとして、気になる。なんだろう? これは、ネオテニーの一種か?
それは、もしかして、「自己」というものの顕現なのか?
なんか、全然書き足らないけど、現時点ではうまい書き方が浮かばない。
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