TPP
TPPの具体的な内容は知らないし、知りたくもない。
このブログやその前身のエッセイ集などで追究されているコミュニケーション学/コミュニケーション理論は、結果的かつ部分的に、批判的トレード論でもある。人類はトレードを、なし崩し的に徐々に、コミュニケーションへと融解していく必要がある。
で、国と国が締結するトレードの取り決めは、品目別、業種別、必要なら国別(+何らかの特殊状況別)にやるべき。私の結論は、それで終わり。それ以外の正論は、ありえない。計算は相当面倒になるが、今はコンピュータという計算機械があるから平気だ。国と国が、お互い相手の状況を理解し配慮しながらやるトレード取り決め交渉は、コミュニケーションに近いものになるうるだろう。
ふつうに「例外品目」と言えばいいのに、「聖域」とか「sensitivity」とか気取った言葉を使ったり、TPPのまわりには欺瞞臭が充満している。
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コメント
下から四行目「なるうる」になっています。
投稿: みなみ | 2013年3月19日 (火) 08時42分
おはようございます
TPP 、放っておいても目に耳にしてしまう
状況ですよね。本当に書かれている通り、
一つひとつ合意を探して行けば?、と
思います
あと、
それより前に既に、WTO ってなかったか?
そっちで話し合ったら?
という疑問と
身近な警戒として
経済の事ばかり大声な時は、
福祉の方面は軽視されそうだな、というのが
あります。
ここでは、そういうことを思いました
simomitu
投稿: 下光博之 | 2013年3月22日 (金) 06時05分
そもそもはなっから「相手の状況を理解し配慮しながら・・」という視点が欠如しているように思えます。TPP賛成派にしても反対派にしても。結局自分のところの台所事情しか考えていない。今の世の中、どこの国だって経済事情は厳しいわけですが、「アメリカの仕掛けた罠だ!」ってすぐに身構えちゃう。いつまでたってもコミュニケーション不能。
投稿: musataro | 2013年3月23日 (土) 08時13分