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2012年10月20日 (土)

上を向いて歩くと最後に災悪が降り注ぐ

コミュニケーション不能人種は、もっぱら上を向いて歩く。上にしか、救いはないと固く信ずる。

物の形状は、目が接近しすぎているとよく分からないが、やや離れると分かる。ヨーロッパなどのふつうのマスコミ報道では、日本は今、東京や大阪に民族主義的な知事が登場して危険な兆候、という。そういう、視野風景なのだ、今の日本という物は。(東京、大阪だけでなく、名古屋のあのおっさんも含めるべきか。)

民族主義でも名前は何でもいいが、一見、すぱっと切れ味が良さそうな、強権を求める上向き人種の背景には、ときのデフォルト体制の腐敗、怠慢、非力、感性鈍磨などなどがある。ナチスの出現背景に言及するまでもなく、歴史の時空の至るところにその現象はある。イスラム原理主義暴力集団も、その支持者たちの心情は同じだ(たとえばビンラデンはサウジの現デフォルト体制に不満だった)。

で、その心情は、遅かれ早かれ、たいへんな災悪を惹起する。招き寄せる。災悪がそのまさに'上から’降ってくる。

そこで、現デフォルト体制がかったるければ、上に、切れ味良さそうな強権を求めるのではなく、自主的主体的なヨコヨコ的関係を築くのが正解である。今の日本では、かなり賢い人も多くなっているから、いろんな領域や分野にそういう、地域や住民の自助努力によるself empoweringの取り組みがある。

そういう人たちの、(もちろんこの私も含め)、念力で、いずれ天から降ってくるであろう巨きな災悪を、抑止できるとめでたい。インターネットを、そういう人たちのための(言葉の正しい意味での*)メディアにしなければならないが、それはまた別の、とても真剣な課題だ。

*: 悲惨な社会的事件をネタに、テレビ国の慢性的住人(最古〜最長不倒の住人がたぶん北野武)たちがくっちゃべっているが、そもそもテレビが真にメディア…コミュニケーションを媒介する仕組み…として機能していれば、その事件そのものの発生を防げたはず。

国と国のあいだも、個人間、人間間、小グループ間などのヨコヨコ関係が多様に充実していれば、戦争は自然に抑止される。どんな国の人でも、まずその人「個人」を「人間」として見る、感じる。そしてたまたまその人の国籍が○○国や△△国であるにすぎない。…この視座からずれないこと。

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コメント

そろそろ飽き始めたのではないでしょうか?。

とくに大阪の方は次の総選挙までもたない。

なんとなくですが。

投稿: 南 | 2012年10月22日 (月) 09時25分

はい。分かりました。
よこに横に、ですね。

まるで、困ったときに教えを乞うバカ坊主
のごとく、
今回も、そうだった、と
はっと、したところです。

とかく放っておくと、上を見勝ちなのは事実
そこで周りを見渡すのが肝要なのでしょう

そう言えば、やはり上を向いて歩くなと
歌っていた沖縄のウクレレ・ミュージシャン
が居たような

さあ、実践しなければ

Simomitu

投稿: 下光博之 | 2012年10月22日 (月) 21時45分

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