またまた子猫/ウルトラローカルメディアとしてのインターネット
5月5日、ほとんど夏日の陽気の日、門前に置かれた段ボール箱に子猫が入っていた。体重200グラム弱、ほぼ生後10日、目は開いたばかりのよう。
従来、猫を捨てる人は人気のない深夜をねらい、公園や商店の前、人家なら裏庭に子猫(や子犬)を置く。真っ昼間堂々、家の前面(門の横の生け垣の前--生け垣が邪魔になるので一応死角だ)に置いて立ち去るのは前代未聞。段ボール箱の中にはバスタオルや、私の知らないラーメン店の白い厨房着がたたんであり、その上に子猫を置いている。同じラーメン店の小皿(餃子のタレ用)が置いてある。ミルクでも入れたのか(ただしまだ自力では飲めない)。
猫への愛情は、感じられる。白昼堂々も、子猫を夜の寒さに当てたくなかったのかもしれない。また、昼間で、家の正面の前なら、子猫が確実に短時間内に保護される、と考えたのかもしれない。
状態は良いし、なんとかシリンジ(注射筒)で猫ミルクも飲むから、このままいけばなんとか、ふつうに育ちそうだ。ぜひ、そうあってほしい。猫を愛しつつ、遺棄せざるを得なかった彼/彼女のためにも。
ここらの地域で私の家は有名になっているのかもしれないが、われわれはすでに、いわゆる高齢者で、毎日、体力の限界を感じている。友だちなどと語り合って、自ら、動物愛護グループを立ち上げてほしい。これからはぜひぜひ、そうお願いしたい。
年寄りはインターネットなんか見向きもしないが、これからの世代のためには、インターネットのある側面は、密度の濃い小地域的なコミュニケーションメディアになるべきだな。パソコンじゃなく、携帯で十分。地域の商業者や商工会などが、マーケティング的な機能もねらいつつ、そんなソーシャルメディアを立ち上げてもいいのでは。TwitterやFacebookなどなどは、ぶわーっと広すぎて、地域の味なんてないもんね。
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コメント
おはようございます
このテーマの記事を読む度に、いたたまれない
無力感にとらわれてしまいます
何か僕にもできる構造を構成したいな、とは思うけど・・・
課題ですね
インターネットに関しては、広域とローカルと
確かに両面に活用しないと、ネ!
目が覚めました
simomitu
投稿: 下光博之 | 2012年5月 7日 (月) 08時25分
無料で配布されているタウン紙の濃い版見たいなものでしょうか?。
投稿: 南 | 2012年5月 7日 (月) 08時29分
ちょうどコミュニティ紙に地域猫活動を立ち上げる呼びかけがあったので、顔だしてみます。でも、動物飼った事ないです。ねこは好きなんですが。
このUst、いいですね!http://www.ustream.tv/ffrc
投稿: 長谷川 | 2012年5月10日 (木) 21時41分
子猫一匹も飼えないって、どーゆー理由なんだろ。わからんな。
投稿: bad | 2012年5月11日 (金) 00時20分