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2011年9月26日 (月)

アストラッド・ジルベルト

アストラッド・ジルベルトは、当時(1960年代半ば)、ボサノバの女王とか呼ばれた歌手で、門外漢の私は大ヒット曲「イパネマの娘」をかろうじて知っているぐらいだけど、今日のひまつぶしのネットサーフィンで、彼女が大の動物愛護家だったことを知った(存命中の方だから過去形で書くべきではないが)。同じホームページのBIOGRAPHYのページには:

Protecting animals is protecting innocence.

とある。innocence/innocentは、日本語に訳すとき、状況や文脈に応じてさまざまな語に訳されるが、たった一つでこの語の全意/本意を表せる日本語はない(と思う)。だから、上のアストラッド・ジルベルトの言葉を"超訳"すると、たとえばこうなるだろう:

動物を保護することはあなたの中の永遠の子どもを保護することである。

差別を知らないことはinnocenceであり、お金が重要と知らないこともinnocenceだ。そのほか、今の大人たちが持つくだらねぇ価値観を全然知らないことは、innocenceだ。

ホームページなどで写真を見ると、彼女は、そのころの女性としては珍しく、とてもしっかりした、強い顔立ちを持った女性である。すばらしい。

遅まきながら、ボサノバを少々、探求してみようかな。


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コメント

「大人になんかなりたくねぇ」
は☓で
「大人になってはいけない」
が〇です。

生きるって、もの心ついてからは慎重に進めなければいけない。

投稿: みなみ | 2011年9月27日 (火) 10時32分

僕も「イパネマの娘」くらいしか知りません。
いまだにロック聴きですから、ネ
でも、このホームページ、いい感じですね。
この動物たち、穏やかな日々でありますように

Simomitu

投稿: 下光博之 | 2011年9月27日 (火) 21時55分

例えばポリスみたいなバンドが、ボサノバを「磨いて」くれたらなあと思います。僕にとっては、Reggatta De Blanc は、ミラクルです。的外れかもしれませんが、彼女の曲をチェックしてみて、Janet Kay を思い出してしまいました。

投稿: alarky | 2011年10月 2日 (日) 10時01分

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