アメリカの停滞
オバマ大統領らの、国民皆保険政策が、アメリカでなかなか成立しないのはなぜなのか。映画「シッコ」は、アメリカでも多くの人が見たらしいのに。
実はアメリカという国は、ティーパーティー運動にも見られるように、ノン・インテリの保守層が、分厚くて不気味なんだ。この本は、アメリカ保守層の現実を日本人にも知らせるという意味で、これまでになかった新しい本だろう。
そしてヨーロッパではもはや、「アメリカ的」は、否定的な形容詞らしい。(類似記事。)
どの国も、「激動の21世紀」から無縁ではありえないだろうが、アメリカ社会の激動は、どういう形で起きてくるのだろう。それは、こわいと同時に、どうしても起きざるをえない変動だろうな。
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