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2011年6月 6日 (月)

人間のネットワーク

先日訳したこの記事は、かなり粗雑乱暴で底の浅い「Facebookよいしょ」記事だが、その基本的な結論は無視できない。

「インターネット(のようなオープンでグローバルなコミュニケーションネットワーク)は、(物理的には)データや(意味的には)情報のネットワークではなく、人間のネットワークでなければならない。」

ものすごく遠大な課題だが、ものすごく正しい。今はたとえばYouTubeの上ではビデオという情報が主役で、人間はのっぺらぼうなかかし(田んぼのかかし)のような姿で、情報の背後に隠れている。

人間のネットワークであるOGCN(open and global communications network)は、どんな構造のものか?

貧乏核家族における、子どもの虐待を未然防止できるOGCNとは?

うちの裏庭に生後3日の子猫を捨てた人/捨てるような人が、そんなことをしなくなるOGCNとは?

低エネルギー消費型社会の核となる、新しい、充実した地域社会を、そのあらゆる側面を、動的に支えるOGCNとは?

現存、あるいはこれから試行される、人間ネットワークとしてのインターネット、各地の例などをご存じのかたは、随時、教えていただきたい。

ネットワーク利用の基盤となるソフトウェア的インフラも、端末ハードウェアも、もっと進化する必要があるね。端末といってももちろん、P2P端末(同時にサーバでもクライアントでもある)のことですが。

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コメント

すべての人々が絶えずすべての人々と電話をかけ続けている状態、のようなイメージでしょうか?。恥を恐れずに書くと。

なんだか、書いてしまうと全然的外れのような気がしてきました。

投稿: 南 | 2011年6月 7日 (火) 08時49分

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