震災報道(等)について
これまでの世の中では、メディアが真のメディアとして機能していない、ということは、何度も書いてきた。またまた、書いておこう。
テレビは、早朝4〜6時台のニュースや天気予報を見る(というより聞く)ぐらいだが、このところニュースの大半は震災関連だ。で、原子炉がどうなってるといった、技術的な説明が多いので、頭に来た。そんな専門的な話聞いて、どうなるの。
むしろ、助けを求めている人が(直接〜間接に)登場すべきでは。うちでは、今、たまたま無理だけど、犬や猫の引き取りまたは一時預かりをお願いするとか。いろんな問題が、リアルに登場すべき。「日本広告機構」の無意味な穴埋めCMなんか、やめて。
震災ではないが、子どもの虐待をやめさせるのも、テレビのダイレクトメッセージング的利用が、(ある程度)有効なのではないか。虐待は、悪い意味で孤立している若い核家族で発生している。そういう人たちの意識を、転換する助けを、メディアはやるべきではないか。
賛成な人は、こんな考えを広めてほしい。
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コメント
メディアは道具だったはずなのに目的化・主役化してしまった。
洞窟壁画の壁が主役になってしまったようなもの。
未だに一番強力な情報源が口コミだなんて。IT革命後のメディアがそんな本末転倒にならなければいいが。
投稿: 南 | 2011年5月17日 (火) 08時37分
人類は(産業革命以降?)分業化と物流によって成り立つ道を加速化しとんでもないことになってしまったような気がしてなりません。
そもそもテレビ見る電力の供給に原子力も一役買ってるんだものな、などと考えたり。うっ、今使ってるPCも・・・などと考えるとキリがなく。
中高時代の歴史の教科書で学んだ著名な権力者の数々。民衆の生活なんて授業で習ったことがないような気がします。今回の震災に関しての報道もこの歴史の教科書と同じようなメディアの思考パターンを相変わらず踏襲しているような・・・
投稿: Toshiaki Tsugami | 2011年5月18日 (水) 21時38分
あと
「怒り」とどう付き合うか
の啓蒙も必要かと
思います。
理由は
本来
不当なもの
理不尽なもの
愛のないもの
侵害的なもの等
に対して自然に
「心」から生み出されてくる
感情であり、
創造的エネルギーの
発露でもある、からです
[参考]
クスリに頼らなくても
「うつ」は治る /
泉谷閑示 / ダイヤモンド社
・・・
つまり賛成です!
simomitu
投稿: 下光博之 | 2011年5月22日 (日) 06時58分
今も昔も、家や部屋に案内されて時折唖然とする事は、本棚とかに真面な本が殆ど無くて、そこには大型テレビ受像機のみが、どど〜んと鎮座している光景である。これは、良いステレオ・システムを所持しているが、蓋を開けてみると、聴くレコードやCDが数枚しか無かったりする光景にも相似している。両者とも、その家や部屋の主の精神的貧困性を、如実にしかも端的に反映・体現しているお粗末で滑稽な光景である。そもそも経験上、テレビの話題しかしない族(と車の話題しかしない族)に碌な奴は居ない。
テレビは、その内容の九割九分が超下らない故、長年ニュース以外は殆ど観ていない。それも、適当な時間帯に、落ち着き無くチャンネルをバチバチ変えて観てしまうと言う、好い加減で端から観られると異常な有様。官民結託による臭〜い政治操作の匂いがぷんぷんする、地上波デジタルへの移行を機に、決別しても全然構わないのであるが…。
使い方次第では、非常に有効なメディアであるテレビの良い面の一つは、例えば、9.11も3.11の際も実際にそうだったが、Disaster発生時、正にリアルタイム的に、画面が一面Disaster一色に変わる点である。本件、現行のネットでは、ある種のバッチ(Batch)が伴い、そう簡単には行かないだろう。
「電波は公共財である。」と言う謳い文句があるが、一つのメディアとしてのテレビの今の、また是迄の、杜撰でぞんざいな使われ方では、それは大嘘であり、かなりの欺瞞を孕んでいる。また、電波法の目的として、「公共の福祉を増進することをその目的とする。」とあるが、もしそうだとしたら、テレビは、人々が真のSOSを発信しようとしている場面や光景を、もっと赤裸々にもっと実直に放送するべきだろう。そうでないと、「福祉」に対して何ら寄与する事など到底あり得ない。
「通信」とは異なり、一対不特定多数の情報伝達である「放送」。法を笠に着た、テレビ局と政治の癒着が多く取沙汰されるが、これは原子力産業と政治の癒着にも類似している。今のテレビ局が垂れ流している電波の大半は、壊れてしまった原発から否応無しに発せられる放射能同様、有害・有毒以外の何物でもない。未だに世界中に数多存在する不幸な人々を、しっかり救う事の出来得る夢のテレビ・チャンネル(→「TVC15」?)を待って久しいのだが…。
投稿: Voyant | 2011年5月28日 (土) 07時59分
ふと思い立って検索してみたら、、、
ああああ、岩谷さん、ここにいた。
実は、岩谷さんは、テレビ出演の経験があります!むりやり出てもらったのだけど、おもしろかったなあ。
いま、パブリックアクセスの放送に関わっています。
http://dekiru.or.jp/index.html
またのぞきに来ます。
では。
投稿: 渡辺 | 2011年6月14日 (火) 19時03分