新生児の子猫(5/7)
●この記事の続き(0509以降)は、ここにあります。
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0507
シリンジは日本のテルモ(TERUMO)製が良い(ドイツ製は作りが雑)。
使い捨てが前提の製品なので、長くは使えない(ピストンがきつくなって使いづらく/飲みにくくなる)。
4月18日の保護時は、やや古い5mlを使用。
あと、22、29、5/7と10mlを使用。つごう4本目だ。10mlはあと7本ある。
Yahooオークションで、子猫緊急用と言ったら、こちらの納金前に即日送ってくださった池内さん、本当にありがとう!
最近はクソ元気になって、おとなしく飲まないので、あたりがミルクで汚れるのが困る。
ペット用ウェットティッシュ(ノンアルコール)大活躍の日々だ。
排泄のための刺激は、ふつうのティッシュを2つ折り、4つ折り、8つ折り、16折りにしたものを、さらに三角に折って先をとがらせたもので、おしっこの出口とウンチの出口のあいだあたりをこちょこちょする。最初はティッシュ1枚で十分だったが、今は3枚重ねたものを折っていかないとだめだ。飲む量が多く、したがっておしっこの量も多い。
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0502
朝(授乳前)体重255グラム。
1日に10グラム増だから、日齢2週間+αとして現状はまあまあ標準か。
耳はほぼ完全に立った。
シリンジ使用はそのまま継続している。
飲むとき、前脚で虚空をもみもみするから、「母猫人形」が必要だ。
立ち上がった直立姿勢で飲まないよう、注意が必要だ。
最近の綿棒は、大、中、小、トンガリ(メーク用)と4種あり、濡らした大で肛門をこちょこちょしている。
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0426
朝体重を計る。190グラム(保護時110グラム)。
哺乳瓶(人工乳首)はうまくいかないことが多いのでシリンジ(注射筒)による強制授乳。
もっとたくさん飲むように、哺乳瓶をトライしてみようか…。
今、生後10日とすると、まあまあ及第点すれすれの体重かな。
目は、完全にあいた。
そこらをやたら歩きたがり、私の衣類のあちこちをチューチュー、母猫の乳首を探しているのだ。
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18日、裏庭に生後3日ぐらいの子猫を捨て去ったやつがいる。保温・授乳・排泄介助に努め、22日現在、元気だが、母猫のような完璧なことはできないので、世話する側に不安がつきまとう。
時間があり次第、参考情報をいろいろ書いていこうと思うが、とりあえず参考になるURLは:
http://www.lifeboatjapan.org/contents/baby_cats/
http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Shiro/3131/baby.htm
http://milkcat.7.tool.ms/
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4/25
18日の午後3時に保護したから、今日で満1週間だ。
へその緒は19日に自然にとれた。
目がやや開(あ)き始め、歩けるようになった。耳は、まだふさいでいる。
黒白の雄だが、黒いもようは頭としっぽの付け根に少々あるだけで、白猫に近い。
いますでに、とってもかわいい。
保護した状態がきれいだったから、「母猫がなめて全身を掃除している」ということは「初乳も飲んでいる」。
この2つの条件のない新生児猫は、まず生き延びられない。昔、羊水でべちょべちょ状態の新生児猫を3匹保護し、結果、悲しい思いをしたことがある(片山ペットクリニックさん、あのときはありがとう!)。
母猫にしか完璧にできないことを無知な人間がやっているのだから、毎日が「びびるの毎日」だ。
残酷なことをする人間の第一の特徴は、自分が残酷なことをしているとはまったく思っていないこと。今のカダフィなどのように、自分は善いこと、正しいこと、きわめて合理的なことをしている、と思っている。
コミュニケーションのない空間で呼吸している人間は、すべて、自分の思いこみ=100%の善、という哲学の化身だ。
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