« Facebook | トップページ | コミュニケーション理論の難問(1) »

2010年12月21日 (火)

論点のずらし

今回のdukieさんのコメント(「正しい自然観(update 1+2)」)で思い出したことだが、日本人…ニッポンのイナカモン…の多くは、議論や会話において、勝手な論点のずらしを平気でやるよね。

ほんで、AからBへと勝手にずらした論点に基づいて、相手の談話を解釈("理解")したり、非難や批判することを、平気で行う。これもまた、"いじめ"と同じ種類のビヘイビアだ。彼が属する(仮想/想像)共同体の論理や文化に、相手を無理やり当てはめて、そして、それに照らして正しくないと批判非難する。

要するに、ディスカッションの基本訓練がまったくできていない。その自覚もないから、勉強もしない。現状で、自己満足しちゃってる。

このブログにも過去に、そんなイナカモンたちからの、勝手な論点ずらしコメントがいろいろとあった。

|

« Facebook | トップページ | コミュニケーション理論の難問(1) »

コメント

人は(日本人は?)自分の聞きたいことを聞きたいようにしか聞きません。

それで良いとは思わないが、ものすごく根深い話だと想います。

投稿: 南 | 2010年12月21日 (火) 16時26分

@南
日本人でも、都市化している人や、仕事がグローバル化している人は、それほどひどくはない。このブログにも、優れたコメントもいくつかある。

ニッポンのイナカモンは、まゆの中で生きてる蚕(蛾の幼虫)みたいなもんだね。

投稿: iwatani | 2010年12月21日 (火) 17時40分

仕事上、Worldwideの人達と議論する事が良くあるが、日本人が議論に関して最も拙劣である様な印象を常々感じる。これは、英語とか、ox語が話せる・話せない、また、書ける・書けない等の問題ではなく、言い換えれば、日本人は、ある面で極めて根本的に「Illogicalな人種」、または「Logicに弱い人種」であるのではないか?、と言う事。議論の進行を一つの共通なレールに喩えると、そのレールにしっかり乗れない、レールから外れるしまう、レールに引き寄せても引き寄せても、何故か又候外れて行ってしまうと言う愚劣さ・愚態さ、言わば自ずから、トートロジーを孕んでいるかの様な…。自らの反省も込めて言うが、ハード〜ソフト含め、「Logic」、即ち0、1を扱う仕事を生業としていながら、この有様では、日本の先端IT分野が、どんどんどんどん劣勢の域に突入してしまっているのも分かる気がしないでもない。まぁ〜、同業かつ同じ日本人批判をこの場で展開しても致し方無いが、個々がもっと強く「Logical」になって、卑近な言い方で恐縮だが、他国の人からも舐められない様に、先ずは己の頭の上の蠅を追って行くしか手は無いのでは…。

投稿: Voyant | 2010年12月21日 (火) 19時43分

はい、全く、おっしゃるとおりです。
発話した人が聞きたくもない、もしくは、求めていない話をしてました。
それでも、何回も、答えていただき、感謝しております。

結局、理解はできませんでしたが、勉強が足りないというのが … 感性が鈍い分 … 、いけないようです。今は他に覚えたいこともあるので、棚上げにしておきます。

また何か書きたくなったら、コメントしようと思ってます。

投稿: dukie | 2010年12月21日 (火) 23時22分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 論点のずらし:

« Facebook | トップページ | コミュニケーション理論の難問(1) »