まず、浅くて薄っぺらでえーかげんで無能な民主党政権に言っておきたい:
念仏のように(本当の真剣さは感じられず)「雇用、雇用」とおっしゃるが、既存の企業は人が足りてる(むしろ余ってる)からだめですよ。『起業の振興』と『起業先における雇用の発生』を目指さなきゃだめです。つまり、雇用の創出ではなく、重要なのは「(新しい、既存大企業等にはできない)仕事の創出」です。
さて、インターネットの一般的なインタフェイスがWebと呼ばれるアプリケーションになってしまっていること、そしてこれが主に消費〜視聴の受け身のインタフェイスであり、ジェネリックにwritableでないことが、人類の知的成長や知的生産性の向上を大きく阻害している。いわば、この、Webという大きなものが、大きなよどみになってしまっている。ははは、文字どおり、人を動けなくする蜘蛛の巣(web)じゃな。
今の業界用語でwritable Webといえば、このようにWeb上の特定タイプのアプリケーションを指す。ブログとかWikiとか。今の業界人の視野も、浅すぎてお話にならん。
しかし、もしも今後Webが、教育や学習のメインの場になるのなら、Webは、ジェネリックにwritableであることが必要である。(関連するが、PDFに関しても、writableなreaderの無償提供が遅れれば、それだけ--子どもたちも含む--人類の知の成長を停滞させる。)
今は、ネット上(ほとんどの場合Web上)でなんかのリソース読んで勉強していても、書き込みが全然できない。これじゃあ、困るんだよ。テキストだけでなく画像や音声、ビデオ等に対してもwrite(部分改変バージョンの作成)をしたいことがひんぱんにある。そうやって個人がwrite(書き込み、部分改変)したものは、その個人がローカルに保存してもいいし、場合によってはオリジナルサイトにアップロードしてもよい。暇な人はどこかのソーシャルサイトで"共有"してもよい。
そうやって、リソースは多様化しつつ変様〜成長していき、各個人の知の成長や新しい知の芽生えに貢献する。
writeされた多様を、より有用化するためのシステムも課題だ。
現状では、既存のブラウザへのプロキシを作ってもよい。あるいは、今のブラウザとは全然違うXXXXer…どのページもwritable化するアプリ…を作ってもよい(XXXXのところを適切な英語動詞にする。たとえばEngager, Muncherはどうだろう)。ブラウザ(Browser)という名前が良くない。いかにも受け身消費者的で。
お前はいろいろ言うけど何もしない、なんて言うな。上のXXXXerのプロトタイプを作るだけでも、相当な資金と時間と人材が要る。だから今後の日本は、「資本」が「起業」へとじゃんじゃん投じられる社会にしなきゃ、今までの日本の産業インフラなんて、中国、インド、アフリカ等々が伸びてきたあかつきには、子どもの遊び場にもならない廃墟と化すだけじゃ。時間的余裕は、あと10年弱しかないですよ。
みんな、プログラミングを勉強しろーーー!!。それは、今後の、ジェネリックな創造のツールじゃ。はさみや縫い針以上に。
この連日の猛暑の中、こちとら古い古い(とっくにメーカー部品切れ)エアコンが壊れても買い換える金すらない。起業どころではない。猛暑は、空しい怒りを増幅するだけで、ますます空しいわい。
今のような馬鹿どもじゃなくって、もっとましな政権はでけんのかい!?
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