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2009年8月 3日 (月)

道徳教育よりもコミュニケーション教育のほうが何億倍も重要だ!

コミュニケーション教育を充実した場合のメリットは何百何千とあるが、端的に分かりやすいのとしては、犯罪が半減する。もしくは、“ほとんど全減”する。そしてまた、今後のより本格的なグローバル化経済の中で、日本経済が落ちこぼれにならずにすむ。物作りの優位性はこれからもますます失われていくが、代わって元気な…そして配慮に富んだ…コミュニケーション能力により、世界各地で愛され活躍していける。

コミュニケーション教育は、学校教育(+各種施設教育)が担うのは全体の1/3ぐらいだ、社会教育、家庭教育、地域教育、それに従来型マスメディアとインターネット、などなどあらゆる場とメディアとチャネルがコミュニケーション教育に向けて機能していく必要がある。

コミュニケーション教育を構成する重要基本要素(3〜5つはある)の中で、当面とくに重要なのが、初歩的・基礎的な論理力の鍛錬だ。非常に長年、伝統共同体と階層的権力構造のぬくぬく風呂の中で、“没論理”性(共同体的恣意性)に染まってしまっている今の多くの日本人の脳は、グローバルなコミュニケーションに向けての資質を持っていない。現状の日本人の脳の論理性のお粗末ぶりは、このささやかなブログのコメントにも、すでに2例も見ることができる(「複数性を根拠とする宇宙」「オバマのスピーチはダンサブル」)。

言い換えると、(ごくごくふつうの)論理の基礎を教えることも、コミュニケーション教育の重要な一環だ。実際の会話の中で教えるのが、効果的だろうね。

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