選挙制度の抜本見直しはなぜないか?
その答えは、(このあまりにも長寿命でくたばる気配のない)単純得票数ランキング制は、今現在の上位勢力にとって都合が良い、おいしい、からだ。
拙訳書「数の国のルイス・キャロル」の6章には、選挙の投票に関するルイス・キャロルの研究が簡明に紹介されているが、このようなラジカルでしかも誰にでも分かる正しい議論が、日本だけではない、ヨーロッパ〜全世界で長期的に、ほぼ永久的に無視され続けている。
昨日(4月15日)、「森田健作氏を告発する会」が千葉地検に告発状を提出した。仮に森田氏があらゆる点で無罪の人物だったとしても、選挙の制度が…たとえばキャロルの主張するがごとく…まともだったら、近年、人と意識の都市化が進んでいる東京隣接県で、こんなだせぇ(無能を絵に描いたような*)オトコが知事に選ばれることはなかっただろう。
*:おっと、東京都の現知事も、まさにこのジャンルのオトコのようだが。
| 固定リンク
コメント