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2009年4月27日 (月)

現代日本語としての「嫁」

最近の若い男性の中には、自分のオクサンのことを「嫁」と言う人が多いようだ。

私はそれを聞いて気持ち悪いが、それは私が「嫁」という語を、古い意味でとらえているからだ。女性が古めかしい『「家」本位制』(そしてそのトップである男性家父長)に従属するという…。

かつて農村の取材で「農家の嫁不足」なんて話を聞き、「女性を“嫁”なんて概念で見てるようなところへなんか、今時の女性は誰も来ませんよ」と反駁したことがある。

ではでは、今の(一部の?)若い男性において、自分のオクサンを指すときに使う「嫁」は、どんな意味や語感を持っているのか?。それは、いつごろ、どこらあたりから使われるようになったのか?。ご存じのかたは、この記事のコメントなどで教えていただけるとありがたい。

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2009年4月16日 (木)

選挙制度の抜本見直しはなぜないか?

その答えは、(このあまりにも長寿命でくたばる気配のない)単純得票数ランキング制は、今現在の上位勢力にとって都合が良い、おいしい、からだ。

拙訳書「数の国のルイス・キャロル」の6章には、選挙の投票に関するルイス・キャロルの研究が簡明に紹介されているが、このようなラジカルでしかも誰にでも分かる正しい議論が、日本だけではない、ヨーロッパ〜全世界で長期的に、ほぼ永久的に無視され続けている。

昨日(4月15日)、「森田健作氏を告発する会」が千葉地検に告発状を提出した。仮に森田氏があらゆる点で無罪の人物だったとしても、選挙の制度が…たとえばキャロルの主張するがごとく…まともだったら、近年、人と意識の都市化が進んでいる東京隣接県で、こんなだせぇ(無能を絵に描いたような*)オトコが知事に選ばれることはなかっただろう。

*:おっと、東京都の現知事も、まさにこのジャンルのオトコのようだが。

参考URL: 現行選挙制度の欠陥について
     首長・議会の(無意味な)二元制を廃棄する件について

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