2022年9月16日 (金)

プロコル・ハルムの訳詞論、その後

4年前に、「青い影」という、ださい邦題となっている名曲の訳について中途半端に議論しましたが、ごく最近の参考ページ としてはこれがおすすめです。英語圏の人たちにとっても難解であることが、わかります。 Whiter Shade of Paleというのは、黒から白までのグラデーションがあって、その白い方(Pale)の、さらにより白い方、という意味ですね。

 

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2022年8月28日 (日)

今月のポジティブ(2022-0828-2): テレビ放送権の民主化始まる

と、タイトルは相当、羊頭狗肉っぽいが、最近は各テレビ局、番組を自作せずYouTubeビデオだけで編成、という番組が多くなった。

すなわちテレビ電波の利用権のユーザー化(という当たり前)、が微々として始まっているのだ。

電波放送権を独占的に寡占してきたタレント族は、比喩的に言えば、全員死刑!!

もちろん悪いのは、そんな怠けの上にあぐらをかいていた局側の方だけど。

テレビ東京は、電波の一般庶民物化に、一歩踏み出していたところは偉い!! ブンカ勲章ぐらい、あげたい。

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今月のポジティブ(2022/0828-1): Twitterの脱アプリ、プロトコル化に言及

売却案件でうんざりしたらしいTwitterの創業者、ドーシー氏が、「Twitterを企業にしたのは間違いだった。単なる汎用プロトコルであるべきだった」、と発言した。インターネットがより大人段階へと成長していく、最初のきざしだ。

今、電子メールアプリ(メーラー)がさまざまあるように、プロトコルになれば参入と実装の完全な自由が生ずる。SNSや検索等々、いろんなアプリもプロトコル化すべきだ。大企業が独占のような形をとってる現状は、全解消されるべきだ。検索も、共通プロトコル上にもっとおもしろいのが、いろいろあるべきだ。今は、そんな才能が、生まれる前から死んでいる。

なお私は、現状のTwitter、Facebook等々、完全に無関わりですから、ご承知ください。

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2022年7月28日 (木)

今月の他者不在(220728): あんなやつを自分の同類と視て処理したいのか

今の福祉とやらは、高齢者等から老いてからのさまざまな楽しみを奪い、社会貢献力にも封をしている。じいさんばあさんは、日向ぼっこをしながら、そこらで遊んでいる子どもたちに説話をすることが楽しみのひとつだ。私の子どものころのそんな説話にひとつに、「悪いことをされて仕返しをすると家族が末代までたたる」という仏教説話があった。悪いことをする人間になってしまった不運な者をむしろ憐れみ、お釈迦様のご慈愛がそいつを救うことを祈れ、というのだ。

法医学の知識や理論について何も知らなくても、自分にとってまったく未知無関係な人間を多数、一挙に殺してしまえる者は、私やあなたや、被害者の家族などと同類の平凡な凡人ではない。本稿の論旨で言えば、それは釈迦の目にとっては、救うべき病人だ。病人をまともで健康な凡人の仲間に入れて、まともな人間の仲間として極刑を科すことは明らかに罰、「仕返し」の論理だ。

問題は、被害者の家族の多くが本当に、死刑という極刑を希んだのか、という点だ。

無意味な無差別殺人を犯すという、とても不運な星のもとに生まれてしまった犯人の、今後の人生をできるかぎり救う、という視点は、まったくなかったのだろうか。じじばばの説話によると、それはたぶん、害者の家族の今後の長い人生の救い、そして充実にもつながる。

仕返しがまずいのは、自分を彼らの同類地平に置いてしまうからだ。

本当なら、より高度な人為であるべき法や社会が、相手と同じこと(人殺し)して悦に入るとは、…。

 

 

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2022年7月24日 (日)

今月のポジティブ(220724): イサク・ディネセン「アフリカの日々」

「白人なら、耳ざわりの良いことを言いたいとき、『あなたのことを忘れられません』と書くだろう。アフリカ人はこう言うのだ。「私たちのことを忘れられるようなあなたではないと思っております」

正しいコミュニケーション理論のためには、<自己と他己の位相認識>が重要、と最近思い始めていて、あらためてロックなどブルース系の音楽から浸透してきた黒人文化〜アフリカ文化のそれが気になっている。

上の短い引用文が、実はすごく感動的であることは、「アフリカの日々」の第一部を読めばよ〜く理解できる。猛暑の中の読書として、おすすめです。

 

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2022年7月 9日 (土)

またまた行政の不作為天国

これまでも、熱海市の大量の土砂をいつまでもどけない/土留工事もしない、とか、地震津波常襲地域の海岸に原発〜宅地開発を作る、とか、もはや失敗がデフォルトと化している児童虐待の救助などなど、不作為が大好きな彼らの人生哲学について触れてきたが、今回は露骨にひどすぎる。なぜ、車道を渡ってきてターゲットの背後に回り込んだ犯人を、そのときいち早く接近し職質・持ち物検査せんのか。およそ、プロのSPの態度ではない。その時点で、無害な善人と信じられる証拠は、得られていない。なぜ見逃すのか。

 

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2022年6月23日 (木)

今月のポジティブ202206r2: 社長が会社の柱なら末端パート労働者も同じく柱(どっちも欠かせぬ)

パプアニューギニア海産の労務管理改革

そして

その社長の著書

管理者/被管理者という権利落差のない「おみこし的」な組織が展望される。展望だけでも、革命的ですばらしい。

 

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2022年6月19日 (日)

食べログ問題とネットワーク社会の正規化

今日なお、インターネットユーザーの多くが、「ネットワークのノードはそれぞれ平等互角に一者である」ことの認識と自覚を欠いている。

一者であることの認識と自覚があれば、たとえば、食べログというサイトを権威視する必要はなく、実際、権威でもなんでもなくて、ただ、「食べログという名前のサイトがたまたまABCというレストランをネガティブに評価している」という、無味無臭な事実が残るだけだ。ABCレストランの評価については、ネットワークユーザーは、もっとほかの評価サイトや個人グルメサイト等を見て総合的に評価すればよい。

特定の一者サイトが、どんなアルゴリズムを使っていようが、そこにどんなユーザーの評価が集まっていようが、最近、評価点を得るためのアルゴリズムをどう変えていようが、すべてはその一者の自由であり、自由な一者に対して裁判で弁償金を請求するなど、典型的にネット音痴の、とんでもない話だ。いやしくもネットワークユーザーは、たった一者のサイトの評価など、『参考にする』程度にとどめるべきであり、それに自己の行動を完全に左右されるべきではない。

「食べログはこう言ってたけど、XサイトやYサイトの評価は良かったぜ、ABCレストランの評価については、Pさんもおもしろい話をしていたな」、ネットワークのこんな相対的な利用の仕方をしっかりしなけりゃ、いつまで経ってもきみたちはネット幼稚園だ。たったの一者に、それだけに、行動を決められるなんて。

特定の一者を、権威者扱いしてはならない。ネット上に権威者はなく、むしろ、すべてが相対者である。権威者扱いするから、損害賠償とかおかしな話になってくる。何をどうしようが、堂々たる相対者としての一者であり続ければ、それでよろしいのじゃ。

市役所の回覧板サイトのようなものは、複数あって内容がバラバラでは困るが、レストランの評価なんてむしろ、多様でないと困る。ユーザーはそれらを見て、自分の好みに合った店を選べる。

食べログの場合は、自己を相対化できず、むしろ権威者のような、間違った位置づけをユーザーともども選んでしまったのが、錯誤の第一歩だった。この不健康な錯誤は早急に修正する必要があり、そのためには食べログ(やその他のレストラン評価サイト)は、各店の評価点の近辺に主な他サイトの評価への小さなリンク集を置くことを、義務化するとよい。そうすれば一箇所から、複数サイトの多様な評価を知ることができて、ユーザビリティーも大きくアップする。

 

 

 

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2022年6月15日 (水)

うーむむむ…

QuoraのポストはURLを取れないので、メッセージだけを引用します:

「ロシア-ウクライナの問題を詳しく調べるとウクライナ側にもじゅうぶん非があるように思いますが、日本国内ではウクライナ同情論が主流です。なぜですか?」

これらのビデオは、その出来栄えからして、フェイクではないと私は感じます。

「https://www.bitchute.com/video/TRA1W61xvaPJ/」

上のURLで見れなければ、下のYouTubeビデオを、字幕を日本語にして見てください。

「https://youtu.be/b8j0tJsKltg」

もちろん、'「'や'」'はなしです。

ロシアからのU国東部入植は歴史の長い話ですから、ロシア系住民という分類の正規の国民として、平和共存以外の道はいまさらない、と私は思います。

以下は、このポストに対するコメントの一部です:

「ウクライナは、『一方的な被害者なのではなく、加害者でもあった』ということにも(ゼレンスキーは)触れてほしかったです。なぜなら、それを知ったからと言って、ロシアへの非難は変わらないからです。」

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(付録)

中国の新興経済ブーム(やや古いが)

 

 

 

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2022年6月 9日 (木)

個人の現実の複雑多様性と、それに対する援助の仕組み

新型コロナウイルスによる病疫の蔓延により、仕事と収入を失った中小企業や個人事業主を支援する給付金制度の悪用で、巨額の詐欺事件が発生している。ひとつは、詐欺犯罪のベテランのような犯人がついにインドネシアで捕まり、もうひとつは、なんと、税務署職員が犯人だ。

でも、犯人たちのこの顔ぶれを知ってなるほどと思うのは、この制度の複雑性と単純性だ。複雑だから界隈の一般庶民や零細企業には対応が難しいが、こんな助成制度の仕組みをよく知っているベテランにとっては、認可のための条件を偽造等により簡単に多数揃えて、犯行を比較的簡単に大量複製していける。だから、合計の総犯行額はあっさりと巨額になる。

何が“複雑”か、受給応募者が揃えて提出すべき必要書類の部分で見てみよう:

1)本人証明(マイナカード、運転免許証など)
2)確定申告(数年ぶん)
3)事業業績データ(売上台帳など、数年ぶん)
4)入出金推移データ(銀行の通帳、数年ぶん)

これらは、犯行に慣れている人にとっては、偽造とその大量コピーの作成が簡単にできる。しかしところが、現実の個人事業主や零細企業主にとっては、偽造はもってのほかであるし、しかも本物のデータを揃えることがなかなか難しい。とくに上の3)と4)が難しいし、2)もひょっとしたら難しいだろう。経理事務を毎日毎年きちんとやっている個人や零細企業主は、なかなかいない。

つまり、この給付金の仕組みはユーザーにとって義務が過重で不親切であり、大量犯行を狙う犯罪者にとっては単純で便利だ。

実は、かく申すこの私(岩谷宏)も、これまで翻訳作業を提供してきたTechCrunch Japanというテクノロジー系のブログが3月いっぱいで突然廃刊になり、突如、無職無収入になってしまった。私のような高齢者にとって、次の仕事なんて、そう簡単にはない。しかも私は無年金者だ。そこで国の救済事業を探したのだが、上記のように、自分の経理データをきちんと提出できるもんでないとだめ、と分かった。そんなデータが完全にきれいに揃ってる個人って、世の中にそんなにいない!っちゅうの!。

困り果てていたところ、ロッキングオン時代からの“生けるメディア”橘川幸夫氏が、私の過去の未発表稿のための有料マガジン を、ネット上に素早く作ってくれた。最初それは、「70年代ロック英語辞典」という特集記事でスタートした。毎月の購読料が1000円だが、それぐらいふところに余裕のある方は、ぜひご援助願いたい。

また、犯罪防止のためには、本人性(identity)の偽造や同一個人同一企業の複数回応募を防ぐことは、今でもできるはずだ。そして遠い将来的には、マイナンバーカードはマイデータカードにレベルアップすべきだ。

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ついでながら、世帯向け給付金では例の4360万円の件ですが、だいたい、1世帯ないし1個人に行くはずのない金額を、そんな金額の入力と出力を、なんでソフトウェアシステムがチェックせず、黙って通してしまうねん? 当たり前のI/Oチェックをしてれば、あり得なかった事件でしょう、これは。このかんじんの問題を、どっこのマスコミも取り上げないのは、なんでやねん? そんな根性じゃ、類似事件が今後なんぼでも起こりまっせ!

 

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